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作成日 | 更新日 | 影響を受けるバージョン | 修正バージョン |
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| Drive Eraser 7.4以下 | Drive Eraser 7.5 |
NVMeドライブを搭載したLenovoマシンにて、ファームウェアベースの消去コマンド失敗により、消去全体も失敗する事例が報告されています。根本的な原因は、必要なファームウェアコマンド実行を妨げるLenovoファームウェアのセキュリティ機能にあります。そのため、この問題はBlancco Drive Eraserの全バージョン、そしてPurgeレベル消去規格を使用するすべての消去ツールで発生します。
この問題は以下のようなNVMeドライブを搭載するマシンで報告されています
- Lenovo Thinkpad E590, L480, P51, P52, T460s, T470, T470s, T570, T580, X270, X280, X390
- Lenovo Yoga 370, X380, X390
- Lenovo ThinkCentre M715q, M910
- Lenovo X1 Carbon
- Lenovo X1 Carbon Yoga
この事象により、Blanccoソフトウェアはファームウェアコマンドを実行できず、マシンのドライブに対するPurgeレベル消去(たとえばNIST 800-88 Purge)を達成できません。従来の上書き消去規格によるClearレベル消去(たとえばNIST 800-88 Clear)は達成可能です。Purgeレベルの結果が必要な場合には、Blanccoソフトウェアが必要なファームウェアベースの消去コマンドを実行できる別のホストマシンにNVMeドライブを接続して、消去する必要があります。
Blanccoは引き続きLenovo社サポート部門と協力しますが、実働環境に影響がある場合は、この問題を直接Lenovo社にご報告いただくことをおすすめします。この事象が発生した場合には、問題のマシン詳細および不具合レポートを添えて新たにサポートチケットを起票してください。引き続きお客様からのご報告を承ります。
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2023年5月更新 Drive Eraser 7.7.0以上のバージョンはPSID Revertコマンドをサポートします。このコマンドにより、TCG OpalまたはTCG Enterprise準拠のSamsung製ドライブに関して、ロックが有効な場合もデータ消去が可能になります。このコマンドで消去された場合は、Purgeレベルの消去規格の要件を満たします。 一方、Intel SSDPEKKFシリーズのNVMeドライブの場合、TCG Opalに完全に準拠していないためにPurgeレベルのデータ消去は行えません。 |
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2023年4月更新 Drive Eraserバージョン7.5.0以上はBIOSによるドライブのロックを解除するコマンドをサポートしています(よって、このコマンドに対応した比較的新しい機種の場合に問題を回避できる可能性があります)。 |
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2021年5月更新 Drive Eraser 6.17.0を使うとNVMe搭載のLenovoの問題が解決する場合があります。つまり、マシンの状態によってはBlancco SSD ErasureまたはNIST 800-88 Purgeを指定した消去が成功します。 失敗する場合は、上述の通り別のホストマシンにドライブを移して消去を行ってください。 |
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2019年12月5日更新 一部の機種に対して、Purgeを実行するための代替手段をみつけました。代替手段を利用可能な機種は、現在判明している限りでは以下の通りです。
これら機種と同一または同じマシンファミリーに該当する機種にBlancco Drive Eraserを利用なさる場合はBlanccoサポートにお問い合わせください。 |
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2018年11月2日更新 これまでのところ、Lenovo社はこの機能の変更を予定していません。可能であれば、引き続きLenovo社へのサポートケースを作成されることをおすすめします。 回避策:
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