作成日 | 更新日 | 影響を受けるバージョン | 修正バージョン |
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| Drive Eraser 6.12.0 | Drive Eraser 6.13.0 USB Creator 3.4.0 |
Drive Eraser 6.12.0以上はApple T2デバイスの起動と消去をサポートします。なお、バージョン6.12.0の場合はBlancco USB Creatorバージョン3.4.0を用いて起動用USBを作成する必要がありますのでご注意ください (このバージョンのUSB Creatorには新しいGrubブートファイルが含まれています) 。
Drive Eraserバージョン6.13.0からはGrubファイルがISOイメージファイルに組み込まれています。
Drive Eraser 6.12.0と新しいGrubファイルを使ってApple T2デバイス起動用USBメモリを作成する手順は以下の通りです。
- 最新のBlancco USB Creatorツールを起動し、Blancco Drive Eraser 6.12.0のISOイメージファイルだけを読み込みます。
- USB Creatorの「Use Bootfiles from ISO」オプションを無効にします。
- 「Create」ボタンを押下し、USBメモリに書き込みます。
- データ消去対象となるAppleマシンのmacOS起動セキュリティユーティリティを開き、外部デバイスからの起動ができるように設定を変更します (管理者アカウントのパスワードを要求される可能性があります)。
- 「安全な起動」の設定を 「セキュリティなし」に変更。
- 「外部起動」の設定を「外部メディアからの起動を許可」に変更。
工場出荷時状態に初期化されている場合、管理者アカウントでデバイスにアクセスするにはアクティベーションを完了させる必要があります。
- USBメモリと外付けキーボードをAppleマシンに接続します。ここで、キーボードはBDEを操作するために必要です。
- USBメモリから起動させ、起動オプション「Customized startup」を選択。この時、パラメータは何も追加しないでください。
- 以上によりBDEの画面が現れ、内蔵ドライブが消去できる状態になります。
注意1: MacBookPro16,1 (2019年後半モデル) でテストを行った結果、上記手順は三分の二の割合で成功しました。成功しない場合はマシンが自動的に再起動したため、手順6を繰り返す必要がありました。
注意2: テスト中、マシンが完全に起動してファンが回転しているにもかかわらず画面が表示されず黒いままになるという例外的なケースが何度か発生しました。この症状が継続的に発生した場合は消去プロセスを自動にするか、あるいはBlancco Management Consoleのリモート制御による操作をご検討ください。