Blancco Drive Eraser不具合レポートは、Blancco Drive Eraserで発生した問題を理解し、再現することに利用可能な、補足のシステム情報及びログファイルを含む詳細なレポートです。
不具合レポートの内容は暗号化されており、Blanccoの技術者のみが解読することが可能です。
不具合レポートのデフォルトのファイル名は次の通りです。
「YYYYMMDD_HHMMSS_issue_report.ir.xml」
不具合レポートのxmlファイルを、テキストエディタソフトウェアなどを使用して開くと、次のようなコメント行が表示されます。
「<entry name="comment" type="string">issue</entry>」
このコメントの行から、通常レポート、不具合レポート、クラッシュレポートをすぐに見分けることが可能です。
Blancco Drive Eraserで問題が発生しており、一般的なトラブルシューティング情報や、ユーザーマニュアルの説明では解決できないと思われた時は、Blanccoのテクニカルサポートまでお問い合わせください。
テクニカルサポートへのお問い合わせいただく際には、お問い合わせのチケットに、Blancco Drive Eraserの不具合レポートを添付いただくことが重要となります。
また不具合レポートは、添付いただく前に、圧縮することを推奨いたします。
不具合レポートの取得手順:
サポートへのお問い合わせチケットには、不具合レポートを添付いただくほかに、技術的な問題の次のような点について記述してください。
不具合レポートの取得に最適なタイミングは問題が発生した直後です。
例:
消去プロセスは終了したが、Blancco Drive Eraserはすべてのハードディスクに対して「ベリファイに失敗しました。」 の結果をレポートしている。しかし、このような状況が起こる明らかな理由が見つからない。
このようなときが不具合レポートの取得に最適です。すべての消去プロセスが完了しており、不具合レポートのログファイルが、プロセスのベリファイ(検証)部分の何が問題であったのかを示す可能性が高くなります。
Blancco Drive Eraserの起動直後や、ベリファイ部分が失敗する前に不具合レポートを取得した場合には、ログファイルが提供するのは、その時点までのプロセスの詳細情報のみとなります。
なお、起動中のシステムクラッシュ、消去実施中のソフトウェアのフリーズなど、状況によっては、不具合レポートを取得できない場合があります。
そのような場合には、Blancco Drive Eraserクラッシュレポートを取得できる可能性があります。 (Blancco 5 バージョン5.8.0以降)