Blancco Management ConsoleはロギングフレームワークにApache Log4j2をアクセスログにはApache Tomcatの標準機能を使用しています。 ログファイルの保存場所は次の通りです。 - Log4j: [インストールパス]\logs\
- Apache Tomcat: [インストールパス]\apache-tomcat\logs\
Log4jの構成 構成ファイルの場所は「 [インストールパス]\apache-tomcat\webapps\ROOT\WEB-INF\classes\log4j2.xml」です。 ログ構成ファイルの変更後、Blancco Management Consoleを再起動するまで変更は反映されませんのでご注意ください。
「main.log」のログレベルは同ファイル内でXML要素「<root level = "info">」のように定義されており、以下に挙げるログレベルへと変更が可能です。
使用可能なログレベル: - trace - 消去クライアントソフトと資産管理システム (Asset Management System, AMS) とのHTTP通信メッセージをすべてログに出力します。
- debug - 詳細なデバッグ情報まで記録します。実稼動環境(本番環境)では推奨されません。l
- info - Blancco Management Consoleのデフォルトのログレベル。
- audit - 別のファイル (audit.log) にinfoレベルログと監査ログを出力します。
- warn - 警告とエラーを出力。
- error - エラーのみを出力。
- off - ログ出力を無効にします。
Log4jは古いログファイルをZIPファイルにアーカイブします。ログファイルの最大容量はXML要素「<SizeBasedTriggeringPolicy size="100MB"/>」によって定義され、main.logとaudit.logに個別に設定されます。 アーカイブの保存パスは「 [インストールパス]/logs/archive-logs/<yyyy-mm>/<app|audit>-yyyy-mm-dd-n.log.zip」です。
Apache Tomcatロギング構成 アクセスログはApache Tomcat標準の「AccessLogValve」で実装されており、「server.xml」ファイル内に定義されています。デフォルトではパターン「common」を指定していますが「combined」も使用できます。 アクセスログファイルは「bmc_access_log.<yyyy-mm-dd>.txt」という形式の日次ファイルに保存されます。 |