作成日 | 更新日 | 影響を受けるバージョン | 修正バージョン |
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| Drive Eraser - 7.8.1 SB以上 | N/A |
問題事象
BIOS/UEFIオプション画面において、「セキュアブートの構成」配下の「セキュアブートキー管理」設定で「Allow Microsoft 3rd Party UEFI CA」オプションあるいは「Enable MS UEFI CA key (MS UEFI CAキーの有効化) 」オプションが無効化されている場合、Blancco Drive Eraserの起動に失敗するデバイスがあります。
オプションの名前はコンピュータベンダーによって異なりますが、一般的には「セキュリティ」セクションの「セキュア ブート設定」セクションにあります。参考までにいくつかのベンダーの設定画面のスクリーンショットを以下に示します。
メーカー | モデル | 設定名 |
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HP | ProBook 650 G8 | Allow Microsoft 3rd Party UEFI CA |
Lenovo | X1 Yoga | Enable MS UEFI CA Key |
Lenovo | ThinkPad T14 Gen 3 | Enable MS UEFI CA Key |
Dell | Latitude 5540 | Enable MS UEFI CA Key |
Dell | Latitude 7310 | Enable MS UEFI CA Key |
原因
Microsoft 3rd Party UEFI CAが未許可または無効になっている場合、Drive Eraser ISOは認証を通らないため起動が失敗します。
最近の新しいデバイスの場合、Microsoft社の推奨にしたがって各ベンダーは当該設定を無効としています。
Lenovo社はこの事象について公式声明を公開しています。
解決策
セキュアブートを完全に無効化できない場合には、Blancco Drive Eraserが正常に起動できるよう「Enable MS UEFI CA Key」を有効化してください。