作成日更新日影響を受けるバージョン修正バージョン

 

 

Mobile Diagnostics and ErasureN/A

説明

サーバーとクライアントの同期設定により、同期サーバー (サーバーとして動作する別のBMDEマシン) から実働BMDEマシン (クライアント) の制御が可能になります。

これにより管理者はBMDEバージョンの展開と管理、ワークフロー、ユーザー、iOSファームウェア、印刷設定やその他設定を制御できます。管理者や現場監督は施設内にあるすべてのBMDEステーション (クライアントマシン) を1つのステーション (同期サーバー) で集中管理、保守できます。

手順の説明

接続が切断されないよう、同期サーバーは固定IPとしてください。

同期サーバーの設定

  1. BMDEログイン画面のシステム設定を開きます。
  2. 同期サービスを選択します。
    1. 「同期サービスを使用する」で「サーバー」 (Server) を選択します。
  3. ファームウェアダウンロード設定を選択します。
    1. クライアントと共有するVersion XMLに「Blancco検証済み」が選択されていることを確認します。
  4. BMDEバージョン共有を選択します。
    1. 共有するBMDEバージョンに「Latest」を選択します。

デフォルトでは、クライアントマシンには同期サーバーのBMDEデフォルト設定が使用されます。個別、または全てのユーザーのデフォルト設定を変更する必要がある場合、「設定テンプレート」を使用できます:

システム設定 > 同期サービス > クライアントの設定 > 「設定テンプレートを変更」を選択します。

  1. フィールドを右クリックでアクティブにし、値を編集します。
  2. フィールドのデフォルト値を選択します。この値は他の全てのユーザーのデフォルト値として使用されます。

    フィールドを「アクティブ」(対象フィールドを右クリックした状態)のままにしておくと、そのフィールドはロックされ、一般ユーザーは値を変更できなくなります。

    以下は設定テンプレートの変更例です:

    実際のユーザー設定メニューは以下のように見えます。「言語」と「キーボードレイアウト」は変更できません。

  3. 変更を適用するには管理者パスワードが必要です。
  4. 「OK」をクリックして完了します。

異なるBMDEクライアントにログインする複数のBMDEログインユーザーが必要な場合、同期サーバーで次の手順に従ってください。追加されたユーザーは同期サーバーに接続されたすべてのクライアントで利用可能です。

システム設定 > 同期サービス > クライアント設定 > ユーザーを追加を選択します。

  1. ユーザー名とパスワードを入力します。
  2. 「作成」をクリックします。

クライアント設定

以下は典型的なクライアント同期設定手順です。必要に応じ、管理者は同期設定を変更できます。

  1. BMDEログイン画面のシステム設定を開きます。
  2. 同期サービスを選択します。
  3. 「同期サービスを使用する」で「クライアント」 (Client) を選択します。
  4. 「サーバーのアドレス/IP」フィールドに「同期サーバーの設定」で作成したサーバー情報を入力します。
  5. デフォルトでは以下オプションの有効化が推奨です。
    1. システム設定を同期
    2. ユーザーを同期
    3. サーバーに厳格に従う (ユーザー同期のサブ設定)
    4. ファームウェアを同期
    5. バージョンを同期
  6. 「接続の状態」が緑色に点灯していることを確認します。赤色/黄色の場合、クライアントBMDEステーションと「サーバー」ステーションの接続が試行中か、または機能していません。

設定完了後、「サーバー」BMDEが「クライアント」BMDEに対し選択された設定、ユーザー、iOSファームウェアおよびBMDEソフトウェアを展開します。