Blancco Drive Eraser/Blancco 5消去ソフトウェアのイメージは、いくつかの異なるモードで起動できます。CDから起動する場合は、最初の静止画面(「Blancco - Certified Data Erasure」、「Starting Blancco Drive Eraser」、「Starting Blancco 5」)が表示された直後に上矢印、あるいは下矢印キーを押下すると、モードを変更できます。起動メニューはデフォルトで非表示になっており、デフォルト以外のメニューを選択する制限時間は5秒です。USBメモリから起動する場合は、Grubメニューから起動モードを選択できます。

1. Normal startup (safe resolution) – 標準/ユニバーサルグラフィックドライバを使用してロードされます。画面の解像度は1024×768に固定されます。ロックされているドライブがある場合、フリーズロック解除が消去プロセスの開始直前に試行されます(画面が暗くなってから数秒後に元に戻り、消去が開始されます)。この起動オプションの動作は異なる環境下でテストされてきましたが、フリーズロック削除処理が機能しない場合もあります(その場合は、標準/ユニバーサルグラフィックドライバのために画面表示に不具合が生じます)。

2. Normal startup (native resolution) – マシンのグラフィックカードに対応するドライバを使用してロードされます(標準/ユニバーサルグラフィックドライバは対応するものが無い場合に使用されます)。画面の解像度は、マシン固有のネイティブ解像度(1024 x768以上)で表示されます。ロックされているドライブがある場合、フリーズロック解除が消去プロセスの開始直前に試行されます(画面が暗くなってから数秒後に元に戻り、消去が開始します。ユーザーマニュアルのフリーズロックのセクションを参照してください)。フリーズロック解除が必要なほとんどの場面では、この起動オプションのほうが最初のオプションよりもうまく機能します。

3. FLR during startup – デフォルトのオプションです。フリーズロック解除の処理は、ブートフェーズ中のすべてのシステムドライバをロードする前に実行され、フリーズロックの解除後にマシンを起動する可能性を高めます。 その後、マシンのグラフィックカードに対応する利用可能なドライバを使用してソフトウェアがロードされます。画面の解像度は、マシン固有のネイティブ解像度(1024 x768以上)で表示されます。フリーズロック解除が必要なほとんどの場面では、この起動オプションのほうが最初のオプションよりもうまく機能します。

4. Show startup messages – アニメーションのローディング画面の代わりにスタートアップメッセージが表示される点を除けば2番目の「Normal startup (native resolution)」 と同じです。ソフトウェアが起動中にハングする場合のマシンのトラブルシューティング手段として使用できます。

5. Customized startup – ユーザーがカスタムパラメーターを使用して起動を構成することができるオプションです(たとえば、フリーズロック解除処理を強制/無効にする、特別な起動パラメーターの追加など)。Blancco Drive Eraser 6.3.0以上、Blancco Drive Eraser Configuration Tool 2.3.0 以上のバージョンが必要です。Blancco Drive Eraser Configuration Tool ユーザーマニュアルには、この件に関する詳細情報が記載されています。

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