ユーザーは、ファイナライズフェーズでスタックした場合の対処方法を選択できます。スタックはファクトリーリセットに時間がかかっている、あるいはデバイスがファクトリーリセットの終了をBMDEに通知していないことが原因である可能性があります。

このような場合、デバイスは「要注意」状態になり、次の方法を選択することができます。

  • 「待つ」: BMDEのデバイスのステータスが「ファイナライズ中」に変わります。2分たっても完了しない場合は、「要注意」状態に戻ります。デバイスの画面でファクトリーリセットが完了しているにもかかわらずBMDE側でファイナライズのフェーズになっている場合、デバイスを再接続してみてください。
  • 「完了」: 消去が成功としてマークされます。このオプションは、デバイスのファクトリーリセットが完了したが、BMDE側で消去が完了していない場合に使用します。ユーザーが手動で消去の完了を選択した場合、レポートには次のように表示されます。:「ユーザーがファクトリーリセットを確認しました。」
    • この機能は、バージョン2.4.2以上で利用できます。
    • 手動で消去を完了できるのは、BDMEの設定で「ユーザーによるファクトリーリセットの確認を許可」オプションが選択されている場合のみです。デフォルトでは無効になっています。
  • 「失敗」: 消去処理は失敗 (未消去) となり、デバイスがUIから削除されます。

上述の方法が利用できない場合は、デバイスでUSBデバッグを有効にしてみてください。しばらくすると、デバイスは「消去済み」と表示されるはずです。

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