1. BDEICTサービスを開始すると次のJava関連のエラーメッセージが表示されてしまう。"Blancco Drive Eraser Configuration Tool must be started with administrator rights. To give admin rights to current user press yes to continue... 'java' is not recognized as an internal or external command, operable program batch file. Press any key to continue . . ."

  • 最初に、Java JREが正しくインストールされていることを確認してください。具体的には 「Windows」キーを押しながら「R」キーを押下 → ファイル名の欄に”cmd"を入力 → Enterキー押下 → コマンドプロンプトに"java -version"と入力しEnterを押します。この結果エラーメッセージが表示される場合は、Javaがインストールされていないか、正しく実行されていません。
    • 複数のJava JREがインストールされている場合は、古いバージョンをアンインストールすることを検討してください。複数のJava JREをインストールすると、競合が発生する場合があります。
  • 64ビットWindowsには64ビットJava JREが必要です。
    • 64ビットオペレーティングシステムを使用している場合は、64ビットバージョンのJava JREがインストールされていることを確認してください。時々、誤って32ビットバージョンがインストールされることがあります。なぜならインターネットブラウザは32ビットモードで動作し、Javaの自動ダウンロード時に64ビットバージョンではなく32ビットバージョンが選択されてしまうからです。32ビットバージョンも使用できますが、システム環境変数にJava JREパスを追加する必要があります。
  • システム環境変数にJREパスを追加します。Javaのインストールとアンインストールの後にはシステムを必ず再起動してください。

2. BDEICTサービスは管理者権限で正常に開始したようだがブラウザウィンドウ(http://localhost:9000/)を開くと、「Webページが見つかりません(または、接続できません)」とのエラーメッセージが表示されてしまう。

  • Java関連の設定に問題が無い場合はサービスが実行されているか確認します。具体的には「Windows」キーを押しながら「R」キーを押下 → ファイル名の欄に”services.msc"を入力 → Enterキー押下 → 「サービス(ローカル)」の一覧から"Blancco Drive Eraser Configuration Tool"を探し、その状態が「実行中」になっていることを確認します。
  • BDEICTサービスが正しく実行されている場合は、Webブラウザを起動してキャッシュをクリアします。
    • Ctrl+Shift+Delを押下。「閲覧履歴のクリアまたは削除」ウィンドウが現れるので、「キャッシュまたは一時ファイル」を選択した状態で「クリア」や「削除」ボタンを押下。
    • BDEICTサービをサービス一覧から再起動した後、Webブラウザを再起動する。
  • それでもWebブラウザにBDEICTの画面が表示されない場合は以下をお試しください。
    • BDEICTサービスを停止。
    • Windowsスタートメニューから"RUNNING_PID"という名前のファイルを検索。
    • RUNNING_PIDファイルがみつかった場合、別の場所にコピーをとった後に元のファイルを削除します。
    • BDEICTサービスを再び開始。
  • 上記のヒントがいずれも効果が無かった場合はBDEICTソフトウェアをアンインストールし、インストールフォルダーを手動で削除して、システムを再起動します。そしてソフトウェアを再インストールし、最新バージョンを使用していることを確認してください