MS SQLやMySQL、PostgreSQL等の外部データベースを使ってManagement Consoleの新規インストールを行う場合、あらかじめ空のデータベースを新規作成しておくことが重要です。既存のデータベースを使用した場合はMCがデータベース接続や更新に失敗し、ブラウザでログインページを開いた時に空白のページが表示されてしまいます。

新規データベースの要件はこちらです。

  • 空のデータベースとテーブルに対する所有者権限またはそれと同等の権限 (テーブルの読み書きと削除、作成の権限) 。テーブルはインストール中にBMCが作成します。
  • BMCが作成する組み込みデータベースを採用する場合、この要件は関係ありません。
  • サポート対象データベース:
    • Microsoft SQL Server 2012以上
    • PostgreSQL 9.4.x以上
      • ただしMCのインストール前に「pg_trgm」エクステンションをDBスキーマに対して有効にする必要があります。
  • データベースデータベースユーザーまたは所有者のパスワードの有効期限も確認してください。たとえばMS SQL 2012の場合、「パスワードポリシーの適用」オプションを無効にしてパスワードの期限切れを防ぐことを推奨します。

上記は再インストールの場合にも当てはまるため、アンインストールした後には必ず新規データベースを作成してからインストールを行ってください。なお、更新機能を使用して既存のMCをアップデートする場合はデータベースの変更作業は必要ありません。

インストールとデータベース設定のより詳しい情報は管理者マニュアル (インストールの章) をご覧ください。

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