主な新機能:

  • PHEN-4125 - Samsungデバイスの迅速なリセット
    • Samsungデバイスの場合に、ADBモード(USBデバッグモード)を有効化せずとも検証無しのファクトリーリセットを実行できる機能。
  • PHEN-4237、PHEN-4230 - ワークフローの「指示パネル」
    • ワークフローでWebページまたはPDFリンクを開く機能。
    • 指示パネルのサイズと画面上の位置は調整可能で、閉じるかフロー完了時まで表示可能。
  • PHEN-4233、PHEN-4124 - ブラウザアクセス制限用URLホワイトリストリスト
    • 管理者が管理する事前定義URLリストにWebブラウザアクセスを制限する機能。
  • PHEN-4227 - SIMカードアイコンのアニメーション化
    • SIMカードがデバイスに存在する場合、SIMカードのアイコンにアニメーションが表示され、見やすくなりました。
  • PHEN-4192、PHEN-4027、PHEN-3941、PHEN-2235 - iOSコンポーネントのシリアル番号
    • より多くのiOSデバイス構成部品のシリアル番号が検出可能になりました。
  • PHEN-4333、PHEN-4242 - iOSデバイスの機能テスト
    • NFCとホールセンサーは、診断アプリをデバイスにプッシュせずにテスト可能。
    • BMDEの次のメジャーリリースではこうした「強化されたテスト」をさらに追加予定。
  • PHEN-4291 - HTTPレスポンスステータスコード(int)読み取り
    • 複雑なワークフローの一部をコピーして、複製と編集を容易にする機能。
  • PHEN-4028 - デバイスイメージ検証(iOSデバイス向けの新しい有料機能)
    • この機能により、ユーザーはiOSデバイスに存在するCPIを確認可能。
    • 修理後や製造後のデバイスに残存データがないことを保証するためのQA工程で役に立つ機能です。

修正:

  • PHEN-4376 - 2つのデバイスに対して同じIMEIを示す不具合
    • IMEIの重複を引き起こす問題を修正。
  • PHEN-4363、PHEN-3718 - Android 10のPixelおよびOnePlusデバイスの消去時に手動での権限操作が必要となる不具合
    • 修正。
  • PHEN-4360、PHEN-4173 - 一部のiPhoneについて報告された不完全なモデルおよび色情報
    • 修正。
  • PHEN-4353 - iPhone 6 PlusでCDMAが表示されない
    • 修正。
  • PHEN-4313 - マシンが頻繁に再起動する不具合
    • マシンがハードリブートする、またはUIを数分ごとにリブートする問題を修正。
  • PHEN-4345 - Redmi Note 7に接続できない不具合
    • このモデルのテストを妨げる問題を修正。
  • PHEN-4307 - 複製したワークフロー要素が適切に保存されない不具合
    • 修正。
  • SD-3770 - テストスイートのシーケンスの変更
    • 不必要なユーザーの操作を省略するためにテストのシーケンスを見直しました。
  • SD-3753 - ストレステストの不具合
    • Mi Note 4、MI 5A、およびVivo Y51Lデバイスでストレステストが正しく機能しない問題を修正。
  • SD-3744 - スピーカーテスト
    • OnePlus6デバイスでスピーカーテストが正しく機能しない問題を修正。

検査アプリケーションの既知の不具合:

  • Android:
    • Redmi / Xiaomiデバイスは、許可を手動で付与する必要があります(他のメーカーとは異なり、自動的に付与することはできません)。
    • オペレーターは、手動でインストールした後、Redmi / Xiaomiデバイスの自動起動を待つ必要があります。アプリのインストールが完了した後、デバイスのポップアップに表示される「開く」ボタンをクリックしないでください。 BMDEは、0.5秒の遅延後にアプリを自動的に起動します。
    • LCDバックライト/自動回転テストには「システム設定の変更」が必要です。 APIのアップグレード制限の後、ユーザーの許可なしにシステム設定を変更することはできません。アプリは、この設定を許可するための設定ページを開きます。
    • デバイスは、設定されたタイムアウトに応じて自動的にロックされます。BMDE 3.6 より前のバージョンで行っていたように自動ロックを停止するようにデバイスを制限することはできません。
    • 診断を開始する前に、デバイスの明るさ自動調整 / 自動輝度設定をオフにする必要があります。オフにするには、「設定」⇒「一般」⇒「アクセシビリティ」⇒「ディスプレイ調整」⇒「明るさの自動調整」に進みます。
    • アプリをインストールするには、デバイスのロックを解除する必要があります(画面ロックではありません)。これは、OS 8.0以降のAPI制限によるものです。診断を開始する前に、デバイスの明るさを80%にする必要があります。この機能は、APIの制限のために無効になっています。
  • iOS:
    • レポートページからの再テスト中に、フィンガープリントテストのシステムの指示ポップアップが表示されません。これはOSの制限であり、デフォルトのアプリでも同様です。