重要: レポートの新しい電子署名により、Blancco Drive Eraser v6.6.0以上はBlancco Management Console v4.7.1以下と非互換です(レポートインポートおよび送信は常に失敗します)。

  • ローカルBMCを使用中であり、かつBDEをv6.6.0以上にアップデートする場合、先行してBMCを v4.8.0以上にアップデートしてください。
  • Blancco Cloudを使用の場合、BDE 6.6.0以上と完全互換性があります。
  • BMC v4.8.0は全てのBDEリリース(6.6.0未満および6.6.0以上)と完全互換性があります。

主な新機能:

  • ALBUS-4829, ALBUST-553 - 同時消去可能な最大数を制限(いわゆる「バッチ消去」)
    • 100個のドライブがある場合、50個のドライブを2回のバッチ、20個のドライブを5回のバッチ、などの組み合わせで消去が可能。
    • オペレーターは、消去するドライブを選択し、同時消去の最大数を設定して消去を実行するだけで、後は自動的に処理が行われる。
  • ALBUS-6600 - 大容量のHDDでのNIST Purge消去の高速化
    • HDDに「NIST800-88 Purge」規格を使用した場合を最適化し、一部のドライブでは消去時間が1/6に短縮。
  • ALBUS-6641, ALBUST-558 - 消去を失敗させるドライブ速度のしきい値設定機能を追加
    • 消去速度が遅く、設定されたしきい値を下回る場合は、消去失敗とするようにBDEの設定が可能。
  • ALBUS-6628 - ジョブ指定経由でドライブごとにカスタムフィールドの値を入力する機能
    • この機能により、たとえばドライブごとにAsset IDを資産管理システムからBDEに送信してレポートへの入力を自動化可能。
  • ALBUS-6491, ALBUST-539 - HWイメージで Two-Way Communication(双方向通信)を有効化
    • 消去ステーションに恒久的にインストールされるBDEのHWイメージで双方向通信が使用可能。
  • ALBUS-6385 - SCSI/SASドライブでのTCG Cryptographic Erasureのサポート
    • Trusted Computing Groupは、トラステッドコンピューティングプラットフォームのオープンスタンダード策定組織。
    • BDEの「NIST800-88 Purge」消去規格は、SCSI/SASドライブ上のTCG Opal Crypto EraseコマンドとTCG Enterprise Crypto Eraseコマンドの両方をサポート。
  • ALBUS-6642 - 1つのボタンですべてのドライブのランプを点滅させる機能
    • BDEのUIのボタンひとつで接続されているすべてのドライブのLEDを点滅させ、物理的な識別を容易化。
  • ALBUS-6678, ALBUST-572 - アイドル状態のHDDのスピンダウン
    • アイドル状態(消去が行われていない、既に消去済み、処理待ちなど)が5分間続いたHDDをスピンダウン(回転を停止)できる機能。

機能強化およびバグ修正:

  • ALBUS-6792 - リマップセクターが適切に検出されず、BDEのUIにリマップセクターの数が表示されない場合がある。
  • ALBUS-6714 - BDEの起動時に使用されたブートパラメーターを本バージョンよりレポート。
  • ALBUS-6026, ALBUS-6244 - 一部の環境で、「ドライブリストを更新」ボタンを押すと、検出済みのドライブのリストが複製される。
  • ALBUS-6211 - WD Green SSD M2やSanDisk SSD Plusなどの一部のSSDで、消去が途中停止する。
  • ALBUS-6761 - TCG Crypto Eraseコマンドを実行する消去での消去時間の予測を改善。
  • ALBUS-6684 - ワイヤレスアダプター「Intel(R)Dual Band Wireless AC 8260」が、「不明なネットワークエラー」で時々失敗する。
  • ALBUS-6632 - HP SmartアレイRAIDコントローラーP410およびP420に接続されたドライブでサニタイズ (purge) コマンドが失敗する。
  • ALBUS-6517 - いくつかの消去設定が、アプライアンスの起動時に保持されていない。
  • ALBUS-6254, ALBUS-6613 - カスタムフィールド(リモートコントロール)にデータを入力できない場合がある。
  • ALBUS-6519 - HWアプライアンスの起動後に組み込みBMCとの接続が自動的に確立されない。
  • ALBUS-6644, ALBUS-6793, ALBUS-6746 - 一部のサーバー環境で、マウスカーソルがUIに表示されない。
  • ALBUS-5889 - 最大または公称のプロセッサ速度が0Hzとして検出されることがある。
  • ALBUS-6774 - 一部の特殊なケースで、ベリファイやしきい値に関連するいくつかの例外メッセージが繰り返される。
  • ALBUS-6627, ALBUS-6553 - LSIコントローラーに接続されたドライブで消去またはベリファイが失敗する。
  • ALBUS-6512 - 外部BMCを使用するBDE HWをインストールした場合でも、プリンター設定が表示される。
  • ALBUS-6468 - BDE_HWを論理ドライブにインストールできない。
  • ALBUS-6313 -UI上の自動バックアップに関するメッセージの表現を変更。
  • ALBUS-6547, ALBUS-6548 - 消去またはベリファイ中にドライブが切断された場合に、明確な理由なしに失敗する、あるいはソフトウェアをクラッシュさせる潜在的な問題を修正。
  • ALBUS-6750 - 新しいハイブリッドドライブの検出を追加。
  • ALBUS-6711 - Apple MacBookで、バッテリー「ソケット」のアイコンが表示されない。

※リリースノートの詳細をご要望される場合は、担当営業あるいはサポートまでご依頼ください。