主な機能

  • 約15台までのデバイス同時処理
  • Mojave OS以上が動作可能なハードウェアであること。Mac Proデスクトップタワーを強く推奨。
    • ハードウェアにMacBook、iMac、あるいはMac miniを使用した場合、同時処理可能なデバイス数が制限されます。
  • データ消去: iOS 9.0以上のデバイスをサポート
  • ハードウェア検査: iOS 10.0以上のデバイスをサポート
    • 60以上のテスト項目を選択可能
  • サポートする消去規格
    • Factory Reset, iOS Smart Erasure, Aperiodic Overwrite, NIST Clear, NIST Purge, Apple iOS Erasure。
    • M1とT2の消去はApple iOS Erasureのみ。
  • PDFあるいはXML形式でのレポートのエクスポートが可能
    • CSV形式ファイルはManagement Consoleからのみ可能

バグ修正

  • PHEN-7814 - M1 Macの消去が断続的に失敗する。
  • PHEN-4067 - FMiP(ハードウェア)の結果の誤り。
  • PHEN-6463 - デバイスを処理できない(使用可能なプロファイルがないか、iOSがセットアップされていない) 
  • PHEN-7919 - M1の消去失敗。

一般的な修正

  • デバイス接続の処理を書き直した結果、デバイスが切断状態に留まる問題等、多くの問題が解決。
  • 安定性の問題を多数修正。
  • ローカライズ機能を修正。ユーザー固有の言語選択が正しく設定および復元されます。
  • BMDE3.10のインストールによって引き起こされる過剰なユーザー権限の問題を修正。
    • 最新バージョンをインストールするかあるいは4.0インストールイメージに含まれているアンインストーラーを実行する必要があります(すでに手動でBMDEアプリケーションをシステムから削除してしまった場合)。

既知の不具合

    • M1/T2 MacBookを消去する際、事前に30%以上充電をしておく必要があります。
    • M1/T2 MacBookに対して指定可能な消去規格はApple iOS Erasureのみです。
    • 消去やダウンロードの進行中にBMDEを終了するとBMDE Macのクラッシュが発生する可能性があります。
    • ワークフロー、レポート、ラベルのインポートまたはエクスポートには、USBメディアが必要です。ファイル管理は、将来のBMDE Macリリースで強化される予定です。
    • システム設定を同期サーバーと同期させる場合、同期後にシステム設定を再度開かないと管理設定が反映されません。
    • 現在、BMDE Macにはディスク容量不足の警告機能はありません。理由もなく消去が失敗した場合、最初にMacでディスク容量が不足していないことを確認してください(「このMacについて」→「ストレージ」を開く)。
    • DFUモードでの消去が機能しません。
    • 「写真を撮る」フローは、Macの内蔵Webカメラでの動作確認済みです。一方、USB接続のWebカメラは使えません。
    • 処理中に作業場所から離れる場合は、システムの省電力機能やスリープ機能を無効にしてください。無効にしないと、予期しない切断とそれに関連する消去の失敗、処理時間の増加を引き起こす可能性があります。
    • BMDE on Mac 4.10のキーボードコントロールを使用するには、Mac OSのキーボード設定からキーボードナビゲーションを有効にする必要があります。
    • Apple iOS Erasure、上書き、パージの処理を最大16台のiOSデバイスで同時に行えます。
      • 制限を超えると「Apple構成エラー」またはUSBバスエラーにより消去が失敗する可能性があります。
      • M1 Mac miniは、デバイスの過負荷によるカーネルパニックが発生して再起動する可能性があります。
    • Apple Configuratorの最新バージョンとBMDE on Macの不具合
      • Apple Configurartorの最新バージョンはBMDE on Macの起動を妨げてしまいます。
      • この不具合は修正予定ですが、現時点ではApple Configuratorのアップデートを行わないでください。