主な機能PHEN-8678 - AndroidデバイスのeSIMの検出と消去。消去ができない場合はユーザーによる手動の消去をうながします。PHEN-8346, PHEN-8038 - iOSデバイス部品のレポートの改善。各部品の情報を収集し、見やすいパネルに正規部品、非正規部品、不明のいずれかを表示します。ワークフローアクション「部品認証」を追加。これは、一部の機種に対してApple社がiOSバージョン15で導入したiOSの「部品と修理の履歴」情報を利用します。PHEN-8676 - 同期サーバーを用いないバックアップ。同期サーバーを使っていない環境でもユーザー情報と設定、ワークフロー、印刷レイアウトのバックアップと複製を手軽に行えます。PHEN-6904 - 「全て実行」の実行対象から処理済みのデバイスを除外する機能。有効にすると、処理済みの状態に対して「全て実行」の操作が適用されるのを防ぐことができます。PHEN-6922 - レスポンスヘッダの変数への代入機能(サーバーメッセージアクション)「Server Message」アクションで、レスポンスヘッダの内容を変数に代入できるようになりました。PHEN-7318 - ワークフローと印刷レイアウトへのUSBハブマッピングの追加。<USBName>タグと<USBColor>タグを利用可能になりました。PHEN-8342 - リモートサポートツールの改良。リモートサポートツールでワークフローを編集している時に要素をグループ選択できるようになりました。PHEN-8540 - Brother QL-1115NWBプリンターのサポート。このプリンターを当バージョンから使用できます。PHEN-7797 - CAB Hermes Qラベルプリンターサポート。このプリンターを当バージョンから使用できます。次行以下は「Latest」バージョンの検査アプリに追加された機能です。「Legacy」アプリには適用されていません。SD-5139 - iOSのWi-Fiテスト。位置情報サービスへの依存を無くし、ユーザーが事前に位置情報サービスを有効にする作業を不要にしました。SD-5158 - スクリーンテスト(ピクセルテスト)。タイマーのデフォルト設定値を変更。ユーザーは以前よりも余裕をもってテストが行えます。SD-4944 - Appleデバイス用ポートレートモードテスト。当バージョンから、マルチカメラテストをポートレートモードに変更しました。ホストマシンの設定画面でリストからマルチカメラテストを選択してください。このため、バージョン4.11と4.12でのマルチカメラテストの結果(レポート)の違いに注意してください。「背面カメラ(デュアルワイド)」は「ポートレートモード背面カメラ(デュアルワイド)」に名称変更。「背面カメラ(デュアル)」は「ポートレートモード背面カメラ(デュアル)」に名称変更。「フロントカメラ(トゥルーデプス)」は「ポートレートモードフロントカメラ」に名称変更。他の重要事項いずれのカメラの場合も、ポートレートモードの効果を十分に得るには一般の物体ではなく人間の顔を撮影する必要があります。テスト対象のカメラを顔にかざし、自身の腕の長さよりも短い距離から撮影してください。ソフトウェアレベルのポートレート効果しかサポートしていないデバイスは当機能のテスト対象にはなりません。該当する場合はポートレートモードで撮影された画像が存在せず、関連するテストも行えません。具体例としてiPhone SE第2世代とiPhone SE第3世代があります。SD-5077 - ネイティブフロントカメラテストとネイティブ背面カメラテストこれらのテストはデバイス標準のカメラアプリ(ネイティブカメラアプリ)を使用してより詳細かつ高品質のカメラ画像テストを行います。これらのテストの場合、カメラモードをアプリで自動的に設定することができません。よって、もしアプリが間違ったカメラモードで起動した場合にはユーザーが手動でカメラモードを変更する必要があります(たとえばネイティブフロントカメラテスト実行の際に背面カメラが開く事象や、その逆の事象も起こり得ます)。注意事項として、これらテストの結果はBlancco Management ConsoleまたはBlancco Cloudのバージョン5.13以上でないとPDFにして閲覧することができません。Blancco Management Console 5.13のリリースは2022年8月に予定されています。修正PHEN-6953 - HuaweiのFind my Phoneが有効の場合にHuawei IDアカウントがデバイスにロックされる。PHEN-8090 - <IMEI>と<IMEI2>の両方がIMEI2の値になってしまう。PHEN-8424 - レポートに記載されているROMの値が正しくない。PHEN-8582 - BMDE最新バージョン(4.11)にアップデートして以降、デバイスの接続が切れて消去処理が振出しに戻ってしまう。PHEN-8587 - Moto e6 Playの消去が7%で失敗。PHEN-8619 - HP Slate 8 Proの消去が失敗。PHEN-8636 - デバイスの消去は失敗するがFMiPチェックとMDMチェックが成功する。PHEN-8637 - サポート対象外の古いOSでSmart Resetが失敗する。PHEN-8660 - BMDE v4.11がiOSデバイス処理中にブラックアウトする。PHEN-8680 - 余計なテストが実行されてしまう。PHEN-8712 - マスターからクライアントに設定がプッシュされない。PHEN-8773 - デバイス特定の不具合。Samsung Note DemoがPixel 3A XLと認識されてしまう。PHEN-8780 - DVDによるインストールが表面上は成功するがその後BMDEが起動しない。PHEN-8791 - 1度目は失敗するが2度目は成功する現象。PHEN-8810 - 「ポートレートモード背面カメラ(デュアルワイド)」の結果を含むBMDEレポートをBlancco CloudとBMCにインポートしようとすると拒否されてしまう。PHEN-8865 - Samsung S22 UltraのRAMエラー.SD-4809 - iOSデバイスに対するDiagnosticsアプリのWi-Fiテストが省略されてしまう。SD-5147 - 故障しているカメラに対してオートフォーカステスト(自動テスト)を行うとアプリがクラッシュしてしまう。SD-5105 - NFCテストの結果が成功になりない。SD-5111 - レシーバーテストの際にスピーカーから音が出てしまう(アプリバージョン4.5)。SD-5142 - iPod Touchでマイクテストが失敗してしまう。上記のほかに、安定性とワークフロー、Androidデバイスの処理に関する様々な修正を含みます。既知の不具合(消去)QL-820NWBでデフォルトレイアウトのラベルを印刷すると数ミリメートルだけ横に印刷位置がずれてしまう。将来のリリースで修正予定です。Samsung S22は接続後に初期化中状態でエラーが起きる可能性があります。この場合、デバイスを再起動し、初期化処理を再実行するためBMDEに再ログインしてください。既知の不具合(検査)Appleデバイスの故障しているカメラに対してオートフォーカステストを実行すると、故障に起因する様々な原因でアプリがクラッシュする場合があります。Redmi Note 9 pro, Poco X2等のXiaomi製デバイスの一部の機種でオートフォーカステストの結果が失敗になってしまう。Google Pixel 6, Pixel 3, One Plus7等のAndroidでヘッドセットマイクテストの際にスピーカーテスト用メロディ再生されてしまう。Samsung S22 Ultraのように背面に広がったカメラハードウェアをもつデバイスの場合にスクリーン損傷テストが実行されない。Androidデバイスの画面がパスワードでロックされている場合、BMDEに接続する前にロックを解除しないとアプリが動作しない。ハイブリッド検査ワークフロー検査アプリ上でテストを再実行した場合、再実行の結果がレポートに反映されません。したがってハイブリッドワークフローを利用する場合は再実行を行わないでください。Appleデバイスに関して、オートフォーカステストの際に画面をタップする必要があります。スクリーン損傷テストに関する注意テスト開始前に鏡をきれいにしてください。鏡とデバイスの設置位置が適切でない場合はテストが未実施になる可能性があります。治具を使う場合はデバイスを手で保持する必要はありません。Blancco指定の治具も入手可能です。詳細は support@blancco.com にご相談ください。「Latest」バージョンの検査アプリはiPhone 4Sのような古い機種ではクラッシュします。Appleのサポート切れとなっているiOSバージョン10.3.4以下のデバイスを処理する場合には「Legacy」バージョンを使用してください。Legacyバージョン(3.9.8.4)とLatestバージョン(4.6)の切り替えはBMDEの管理者設定画面で行えます。
Blancco Mobile Diagnostics and Erasure 4.12 リリースノート
主な機能
PHEN-8676 - 同期サーバーを用いないバックアップ。
同期サーバーを使っていない環境でもユーザー情報と設定、ワークフロー、印刷レイアウトのバックアップと複製を手軽に行えます。
次行以下は「Latest」バージョンの検査アプリに追加された機能です。「Legacy」アプリには適用されていません。
修正
既知の不具合(消去)
既知の不具合(検査)