主な機能

  • PHEN-9407 - iPhone 14ファミリーのサポート。
  • PHEN-9226 - iOS検査アプリの高速な自動信頼。アプリインストール時の信頼作業を自動化する機能です。
    • 設定画面に「iOSでのアプリ自動起動」オプションを追加。
    • 以前から存在する、ノータッチの全自動モードも引き続き利用可能です。
  • PHEN-8318 - Android向け消去規格にNIST 800-88 Purgeを追加。
  • PHEN-8905 - ワークフロー内の自由入力。ワークフローの質問アクションにおいて、ユーザーが自由に入力可能なテキストボックスです。
  • PHEN-7795 - キーボードマクロ。設定画面に新たに追加したショートカット画面に利用可能なキーボードショートカットが表示されます。
  • PHEN-8944, PHEN-7798, PHEN-8350, PHEN-9315 - ワークフロータグの追加(デバイスのUUID、プリンター状態、全てのテスト結果、検査時間、検査フロー時間)。
  • PHEN-8990 - 部品認証のUI変更。

    • 画面に表示するかどうかを設定可能にしました。

  • PHEN-8798 - Zebra ZD6シリーズプリンターのサポート。

次行以下は「Latest」バージョンの検査アプリに追加された機能です。「Legacy」アプリには適用されていません。

  • SD-4955 - 検査機能の速度改善 - アプリ上でのテストの並列実行。手動テストの実行中に、自動テストの一部をバックグラウンドで実行。利用するにはホストマシンの設定画面で「速度の最適化」を有効にしてください。開発フェイズ1でのバックグラウンドテストの対象は次の通り。
    • Android: a.磁力計、b. Wi-Fi, c. Bluetooth, d. AGPS, e. キャリアシグナルテスト1,  f. キャリアシグナルテスト2
    • iOS: a. Wi-Fi, b. 磁力計、c. 気圧計、d. 高度計、e. ジャイロスコープ、f. 加速度計
  • SD-5228 - 速度改善。実行不可能なテストはアプリ上で実行しない。
  • SD-5112 - iOSデバイス向けオートフォーカステストのカテゴリ変更(自動テストからアシストテストへ移動)。これは、iOSデバイスがオートフォーカステスト開始時に画面のタップを必要とするためです(iPhone 12シリーズとiPhone 13、13 Pro、13 Pro Max、iPad Pro第5世代等)。
  • SD-5234 - UI/UX改善。アプリのテスト結果ページでテストを再実行する時の操作性を改善。
  • SD-5200 - HUAWEIモバイルサービス(Huawei Mobile Services: HMS)デバイスのサポート。Googleモバイルサービス(Google Mobile Services: GMS)をサポートしないHuaweiデバイスに適用されます。この種のデバイスにはAGPSテストとFace IDテストの実行時に若干異なる手法が必要です。
  • SD-5242 - ストレステストの改善。Android向けのストレステストのロジックを改善しました。


修正

  • PHEN-8829 - BMDEがブラックアウトする。
  • PHEN-8894 - MDMの検出の誤り。
  • PHEN-8913 - Sony Xperia 1 III RAMエラー。
  • PHEN-8927 - LenovoとHuaweiのタブレットの一部の機種の画面が黒くなり消去進捗率が10%で止まる。
  • PHEN-8991 - Rakuten契約のチェック機能で情報を取得できない。
  • PHEN-9033 - 20~30個のスマートフォンに同時に検査アプリをインストールするとBMDEがフリーズする。
  • PHEN-9405 - iOSアクティベーションを行うとiPhoneが真っ白な画面かつ無反応となる。
  • PHEN-7215 - 「iOSのバージョン情報が古くなっています」と表示されデータ消去が失敗する。
  • PHEN-8009 - Samsung Galaxy GT-P5210の消去ができない。
  • PHEN-8213 - スマートフォンの言語設定がチェコ語になっているとデフォルトSMSアプリをセットできない。
  • PHEN-8598 - Lenovo TB-X505F: SMS/MMSデータの削除ができない。
  • PHEN-8774 - ColorOS 12環境で検査アプリが起動しない。
  • PHEN-8816 - Androidスマートフォンが画面から消える。
  • PHEN-8854 - 信頼を要求するエラーメッセージ。
  • PHEN-8856 - リカバリモードを要求するエラーメッセージ。
  • PHEN-8866 - iPod Touch第6世代: ワークフロー中の2回目のファクトリーリセットが失敗する。
  • PHEN-8900 - HTC U11+: IMEIが表示されない。
  • PHEN-8909 - 部品認証(OEM部品チェック)の通知を消したい。
  • PHEN-8919 - 管理者設定画面から各ユーザーのパスワードを変更できない。
  • PHEN-8931 - HTC Desire 620: デバイスから情報を受信できないエラー。
  • PHEN-9026 - BMDE 4.12 - ラベルが90度回転してしまう。
  • PHEN-9053 - データ消去前に不正な規格をセットしようとするとクラッシュする。
  • PHEN-9092 - Samsung Galaxy S4: Aperiodic random overwrite(ARO)が失敗する。
  • PHEN-9218 - "FMiP check(PrologMobile)"の実行時にワークフローがハングする。
  • PHEN-9253 - サポート対象ラベルプリンターが機能しない(CAB Squix 4)。
  • PHEN-9362 - バージョンアップ後、ラベルフォーマットを随時更新しないと機能しない。
  • PHEN-9435 - Blackview A95: WipeAdminがクラッシュ。
  • PHEN-9600 - iPad Air 2 16GBセルラーモデル: セルラーモデルとして認識されない。
  • PHEN-8679 - 設定を変更してもXボタンが画面に表示される。
  • PHEN-9209 - 検査時のデバイスアイコンにテストセット名が表示されない。
  • PHEN-9451 - ラベルレイアウトエディタの中の反転機能の名称を変えて欲しい。
  • PHEN-8387 - Oppo製デバイスから正しいIMEIを取得できない。
  • SD-5310 - iOS 16デバイスでマルチカメラテストがクラッシュ。
  • SD-5219 - 故障しているiPhoneでカメラテストまたはビデオテストを行うとLatest版アプリがクラッシュしてしまう。
  • SD-5251 - カメラが故障しているiPhoneでビデオテスト実行中にフロントカメラによるプレビューが表示されてしまう。
  • SD-5217 - iOSヘッドセットマイクテストがヘッドセットではなく本体底面のマイクをテストしてしまう。
  • SD-5212 - iOSのAGPSテストの不具合。
  • SD-5134 - 故障しているiPhoneでオートフォーカステストを行うとLatest版アプリがクラッシュしてしまう。
  • SD-5208 - カメラが故障しているiPhoneでオートフォーカステスト実行中にフロントカメラによるプレビューが表示されてしまう。
  • SD-5243 - iPadの場合にLatest版アプリのオートフォーカステストがクラッシュしてしまう。

既知の不具合(消去)

  • 当バージョンはiOS/iPadOSの16.1と15.7.1をサポートします。
  • デフォルトのiOS向け消去規格をiOS smart resetに変更しました。※不具合というよりは仕様変更です。

  • iPhone 14シリーズはサポートしますが、2022年10月発売のiPadシリーズには未対応です。
  • iPhone 14シリーズに関する既知の不具合
    • デバイスがDFUモード(黒いデバイス画面)の場合、データ消去は機能しません。
    • ハイブリッド検査を利用する場合、処理ステーション(Processing station)での近接センサーテストは完了しません。
    • デバイスがリカバリモード(iTunesモード)の場合、再接続しても画面に表示されません。
  • サーバーモードの場合に起きる性能の問題が一つあります。具体的には、設定画面が開くまでに数秒かかります。
  • iOSデバイスを多数同時処理した場合にGUIの応答遅延またはフリーズの可能性があります。BMDEステーションのRAMを16GB以上に増設することを推奨します。

既知の不具合(検査)

  • BMDE 4.13以上ではiOS 11未満のデバイスはサポート対象外とします。
    • 該当する機種はiPhone 5cとiPhone 5、iPad第4世代。
    • 理由は、Apple Xcode 14によるiOS 10.xデバイス(32ビットアーキテクチャ)のサポートが終了したためです。
    • 代替案として、該当する機種を今後処理する場合にはBMDE 4.12.1をご利用ください。
  • iOSバージョン16.xのiPhone ProとPro Maxで、マルチカメラテストの結果がNot performed(未実行)になってしまいます。該当する機種はたとえばiPhone 12 Pro、iPhone 11 Pro Maxです。
    • 修正版をリリースするまでは、これら機種に対するマルチカメラテストは行わないことを推奨します。
  • Appleデバイス向けの検査アプリ証明書には有効期限があります。具体的には2023年9月12日です。
  • Latest版(バージョン4.7.0.1)
    • 一部の機種でAndroid向けストレステストを開始できず失敗することがあります(例:Samsung S22 ultra)。
    • iPhone 14 ProおよびPro Maxに関して、スリープキーテスト(スクリーンロックキーテスト)を開始するには事前の設定変更が必要です。具体的には、デバイスを操作して「デバイスの設定 → 画面表示と明るさ → 常にオン」をオフにしてください。
  • Legacy版(バージョン3.9.8.5)

    • 「スクリーン損傷」テストを削除しました。※不具合というよりは仕様変更です。