- Microsoft Surface Pro 1:Blancco Drive Eraser/Blancco 5.4.0以上がサポート。Blancco Drive Eraser/Blancco 5は「Blancco SSD Erasure」規格を使用して起動、ロック解除、および消去できます。
- Microsoft Surface Pro 2:同様にサポート。Blancco Drive Eraser/Blancco 5は「Blancco SSD Erasure」規格を使用して起動、ロック解除、および消去できます。
Microsoft Surface Pro 3:完全にはサポートしていません。Blancco Drive Eraser/Blancco 5は起動可能ですが残念ながらSSDにかかっているフリーズロックを解除できず、ファームウェアベースの消去コマンドの実行が妨げられます (コマンドは常に失敗します) 。そのため、「Blancco SSD Erasure」規格では消去できません。
この問題を広範囲にわたって調査しましたが、有益な情報は得られていません。問題はタブレット自体にあり、回避することができません。
しかし、SSDを単純に上書きする規格 (「Aperiodic Random Overwrite」、HMG&DoD規格など) は動作します。
たとえば「Aperiodic Random Overwrite」 規格 (あるいは、HMGやDoD) で消去し、100%の検証 (ベリファイ) を実行すれば「Clearレベル」セキュリティ達成のためのNISTの勧告を上回ります (キーボードレベルの攻撃の防止、すなわちデータ復旧ソフトウェアを使用した情報取得の試行の防止) 。
- Microsoft Surface Pro 4:Blancco Drive Eraser 6.1.0以上がサポート。Blancco Drive Eraserは「Blancco SSD Erasure」規格を使用して起動、ロック解除、および消去できます。Blancco Drive Eraserバージョン6.4未満を使用する場合はNVMeドライブ用にハイエンドライセンス (高度な消去ライセンス) が必要となります。
x86タブレットについては、次のことに注意してください:
- 多くのx86タブレットが内蔵しているeMMCドライブはバージョン5.8.0以上で上書き可能です。バージョン6.2.0以上ならばNISTガイドラインに従うPurgeも可能です。
関連項目: Microsoft Surface Proの消去