EFI/UEFIを使用するマシンでBlancco Drive Eraserが起動しない場合があります。まず、Blancco Drive Eraser のUEFIサポート機能 (バージョン 5.4.xから利用可能) を使用するための必須条件がいくつかあります。

  • CDからの起動は正しく動作しません。代わりに、Blancco USB Creatorでフォーマットされた起動用USBメモリで起動してください。USB Creatorのバージョンは少なくとも2.2.2以上である必要があります。このリンクからソフトウェアをダウンロードしてください。
  • Blancco Drive Eraserを起動するUEFIマシンはx86ベースのシステムである必要があります。

セキュアブートの無効化(v6.3.0より古いバージョンで必要)*:

Windows 8のロゴステッカーが貼られたPCでは、デフォルトで「セキュアブート」が有効になっています。セキュアブートは、ルートキットのような低レベルのマルウェアに対するWindows 8の耐性を高めるUEFIの機能です。  
セキュアブートが有効になっているマシンでは、Blancco Drive Eraserが正しく起動しない場合があります。起動しない場合、この機能を手動で無効にしてください。次の手順は、PCのUEFI設定でセキュアブートを有効または無効にする方法です。

  1. UEFIファームウェア設定を起動します。
  2. マザーボードのUEFIファームウェア設定で、セキュリティ/認証または同等のメニューに移動し、セキュアブートオプションを選択して無効にします。
  3. メニューを終了し、「変更を保存して終了」を選択します。これによりマシンが再起動します。
  4. 同じ手順を使用して、セキュアブートを再度有効にすることができます。

起動用USBメモリを使用して、UEFIのマシンでBlancco Drive Eraserを起動することが可能です。しかし、デフォルトの起動オプションのパラメータしか適用されないため、起動オプションの変更が機能しない場合があります。この問題を解決するには、次のことを試してください。 

  1. マシンにUEFIとBIOSがある場合、BIOSモードを使用してマシンを起動することが最も簡単な解決策です。
  2. マシンがUEFIのみで、BIOSがない場合、Blancco Drive Eraser起動用USBメモリをBlancco USB Creator (2.2.0以上)使用して作成します。これにより、メインブートメニューの直後の2番目のメニューとして起動オプションが追加されます。

* Blancco Drive Eraser v6.3.0から、UEFI Secure Bootは完全にサポートされています。Secure Boot機能の有効/無効にかかわらず、マシンでのBDEの起動が可能です。CD、USB、Preinstallからの起動をサポートします。Blancco USB Creator v3.2.0以上、あるいはBlancco Preinstall v2.4.0以上が必要です。

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