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作成日更新日影響を受けるバージョン修正バージョン

 

 

Drive Eraser - 全バージョンN/A

問題事象

最近のデスクトップやノートパソコンでは、メーカーによってBIOSが簡素化されており、その多くで一般的に使用されているBIOSの設定メニューが削除されています。 

これまでのところ2種類の簡素化のタイプが確認されています。1つは、「Advanced (詳細) 」BIOS設定が隠されていて、設定を表示するためにはキーの組み合わせが必要になるというものです。例えば、Acer社製の一部のシステムでは、BIOS画面で「Ctrl + S」を押すと、これらの「隠し」設定が表示されます。

2番目のタイプは、主にHP社製ベースのシステムで確認されています。簡素化されたBIOSがロックされ、ドライブ構成を含め選択されている設定を変更できません。通常この設定は「SATA動作モード」あるいは「SATAコントローラー」と呼ばれています。この設定を使用して、ユーザーは「RAID」モードから「AHCI」モードに変更することができます。

この場合、システムにはNVMeあるいはeMMCドライブが搭載されていますが、ほとんどの場合は簡素化されたBIOSによって「RAID」モードの設定にロックされています。このため Drive Eraserでハードドライブが検出されない で述べられているように、ソフトウェアはドライブを検出することができません。

この問題は少なくとも次のデバイスで確認されています:

システムメーカーシステムモデルディスクモデル
HP14s-fq0510sa N/A (eMMC)
HP14s-fq0508saN/A (eMMC)
HP14s-fq0020na

N/A (eMMC)

HP14s-fq0022naN/A (eMMC)

原因

メーカーが新しいバージョンのBIOSを簡素化していることに原因があります。このため多くの場合でBlancco Drive Eraseソフトウェアは、RAIDモードのドライブ構成でシステムに接続されているドライブを検出することができません。これはドライバーに関連した制限であり、現在調査が行われています。

回避策

  • 可能であれば、システムのBIOSバージョンを以前のバージョン(入手可能な場合)にダウングレードすることで、必要に応じたBIOS設定に変更できるようになる場合があります。
  • 可能であれば、ドライブを取り外し、BIOSでAHCIモードに変更できるシステムで消去します。

Blanccoがこの問題をさらに調査するために、システムがAHCIモードに変更できないことを確認した時には、不具合レポートを取得しサポートチケットを作成してBlanccoテクニカルサポートに連絡してください。

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