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当リリースから、新しいツール「Blancco Drive Verifier」を利用いただけます。これはドライブがデータ消去済みであることを検証するためのツールで、ドライブから周期的なパターンを検索します。パターンがみつかった場合、データ消去済みと判断します。
Blancco Drive VerifierはBlancco Drive Eraserとは独立したツールですが、Blancco Drive Eraserとの互換性をもつよう設計されています。詳細はユーザーマニュアルを参照するかまたはBlanccoテクニカルサポート、営業担当者にお問合せください。
新機能:
- ALBUS-9509, ALBUST-1112 - Chromebook用の新規ハードウェアテスト: ディスプレイ、キーボード、タッチパッド、Webカメラ。
- ALBUS-8030, ALBUST-1094 - 設定可能な消去タイムアウト。
- ALBUS-7382, ALBUST-1104 - TPMチップのクリア。
- ALBUS-9586, ALBUST-1103 - ドライブの寿命推定。
- ALBUS-5349, ALBUST-1105 - スケール可能なテキストサイズ。
- ALBUS-5891, ALBUST-1116 - ネットワーク共有へのレポート保存。
- ALBUS-8058, ALBUS-5245, ALBUST-1095, WFE-222 - タッチスクリーンのサポート: 検出、レポート、ハードウェアテスト。
- ALBUS-9543 - データ消去アプライアンスのレポート保存と閲覧。
- ALBUS-8951, ALBUST-949 - ドライブビューの設定変更(リストとグリッドの変更)。
- ALBUS-8880, ALBUS-9384, ALBUS-8992, ALBUS-8993, ALBUS-9538, ALBUS-9382, ALBUS-9230, ALBUS-8984, ALBUS-8991, ALBUS-8988, ALBUS-8987, ALBUST-1087, ALBUST-957, WFE-200 - Blancco Drive Verifier(ドライブがデータ消去されたことを検証するための新ソリューション)。
改善とバグ修正:
- ALBUS-9591 - SMARTテスト実行時間が予想よりも著しく長くなる不具合を修正。
- ALBUS-9570 - データ消去速度の計算にSMARTテスト実行時間が影響し、消去速度の閾値を下回る不具合を修正。
- ALBUS-9562 - 前バージョンでの変更点を取り消し (ALBUS-9392、一部のLSIストレージコントローラにおいてSanitize Overwriteコマンドの実行を抑止する変更)。
- ALBUS-9829 - SR0LA Xeon E5-2609 CPU搭載マシンでBDE 7が起動しない不具合を修正。
- ALBUS-9360 - HP DL360 Gen10サーバーでのネットワーク不具合を修正。
- ALBUS-9548 - XMLレポートのサブ要素に番号を追加(ビデオカードと光学ドライブ、プロセッサのサブ要素)。
- ALBUS-9549 - XMLレポートのサブ要素の番号に一貫性が無い問題を修正(ディスク、消去対象、TPMデバイス)。
- ALBUS-9757 - Sanitizeコマンドを実行した場合にごくまれに起こる無限ループを修正。
- ALBUS-9609 - ごくまれに起こるセグメンテーション違反の不具合を修正。
- ALBUS-9740 - USBメモリのデータ消去が失敗する不具合を修正。
- ALBUS-9042 - USBメモリのシリアル番号が最初の1文字しか検出されない不具合を修正。
- ALBUS-9285 - バージョン7.6.0以上ではIBRワークフローの"Verify"アクションでBlancco Drive Verifierの機能を使用できるよう修正。
- ALBUS-9292 - バージョン7.4.0での変更 (ALBUS-8158) 以来、BDEは複数のネットワークに接続しながらBMCを探すことが可能でしたが、当バージョンでは静的設定だけでなく動的設定されたIPアドレスに対しても同様の動作をサポートしました。
- ALBUS-9480 - リマップセクター消去の最適化。指定した消去規格にしたがってリマップセクター消去が実行済みの場合、リマップセクター消去機能が有効であっても繰り返しリマップセクター消去を実行しないよう変更(データ消去にかかる時間の短縮が目的)。
- ALBUS-8492 - レポートのSMARTテスト結果欄が空欄になる不具合を修正(テストの追跡をサポートしない一部のドライブで発生した)。
- ALBUS-9644 - 他のドライブでファームウェアベース消去が実行された場合にドライブレベルワークフローが途中で止まる不具合を修正。
- ALBUS-8565 - Western Digital Ultrastar NVMeのデータ消去速度の低下を修正。
- ALBUS-9520 - eMMCドライブに存在していたパーティションがデータ消去後の画面に表示される不具合を修正。
- ALBUS-9362 - IBM System x3650サーバーで3つのマザーボードが検出される不具合を修正。
- ALBUS-9529 - バッテリー充電量の検出処理を改善(特に、バッテリーを2個搭載している機種の場合)。
- ALBUS-9595 - コマンドプロンプトにホスト名が表示されないよう修正。
- ALBUS-9590, ALBUS-9568, ALBUS-9616, ALBUS-9569 - ハードウェアテスト機能の様々な修正: 「SIMカードの有無」の際にSIMカードが取り外してあっても検出される不具合を修正。一部のテストを連続して実行した際の細かい不具合を修正。テスト対象ハードウェアが検出できない場合のメッセージに一貫性が無かった不具合を修正。ディスプレイテストのポップアップ背景画面を修正。
- ALBUS-9536, ALBUS-9102, ALBUS-9479, ALBUS-7586, ALBUS-8305, ALBUS-8302, ALBUS-8290, ALBUS-9542 - IBRワークフローの様々な修正。
- ALBUS-9770, ALBUS-9746, ALBUS-9664 - インストーラモードの様々な修正。
- ALBUS-9775, ALBUS-9007, ALBUS-9556, ALBUS-8603, ALBUS-9464, ALBUS-9182, ALBUS-9679 - ユーザーインターフェイスの様々な修正。
- ALBUS-9482, ALBUS-9483 - レポートバックアップ機能の様々な修正。
- ALBUS-9600, ALBUS-9599, ALBUS-9598, ALBUS-9682, ALBUS-9721, ALBUS-9593 - ローカライズの様々な修正。
2022年11月28日10時現在、BMDE(Blancco Mobile Diagnostics and Erasure)の以下の機能に不具合が発生しています。
追記:そのほか、 Blancco CloudやBlanccoテクニカルサポートポータルからのソフトウェアパッケージおよびマニュアルのダウンロードができない不具合も発生しています。
症状
- インストール時や起動時のネットワークテストが失敗する。
- この症状が発生した場合、「ネットワークテスト」の画面で「プロトコル」と「テストするアドレス」をそれぞれ「Ping (ICMP)」と「www.example.com」に変更してから進んでください。
- バージョンXMLファイルのアップデートが失敗する。
- オンラインソフトウェアアップデートが失敗する。
対象となるバージョン
BMDEの全バージョン
不具合への対応状況
現在原因を調査中です。
本件に関するご質問はBlanccoテクニカルサポートにお問い合わせください。
2022年11月8日 18時28分(JST) 更新
上記の不具合は2022年11月8日18時04分(JST)に解決いたしました。
サービス提供事業者と共に原因調査を行い、再発防止の措置を行います。
新機能:
LEE-2700 - ローカルシステム時間の代わりにBlancco Management Consoleの時計をレポートに使用。
LEE-3757 - ライセンスファイルのサポート。
LEE-3468 - Blancco Management Consoleによるライセンスアクティベーションのサポート。
LEE-3469 - ロギング機能のサポート。
バグ修正:
LEE-1840 - レジストリ設定の影響でUACプロンプトが表示されない。
- LEE-2794 - 消去完了時のPDFレポートに表示される容量が異常。
- LEE-3569 - 消去開始時に消去対象のUSBドライブが画面から消えてしまう。
2022年11月29日の日本時間14:00から16:00の間、メンテナンスのためライセンス発行サービスを停止いたします。この時間帯はBlancco Cloudでのライセンスエンタイトルメント生成や https://license.blancco.com でのライセンスアクティベーションは実行できませんのでご注意ください。
なおBlancco Cloudを使用したデータ消去やレポート閲覧の機能はご利用いただけます。
実施日: 2022年11月29日
実施時間: 14:00~16:00 (5:00~7:00 GMT)
本件に関するサポートはこちらにご依頼ください support@blancco.com
以上、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
Blanccoサポートチーム
修正
- PHEN-9707 - 判定結果がSIMロック無効になった。
- PHEN-9672 - バージョン4.13からワークフローが不安定になった。
新機能:
- MC-6792 - メーカーと機種のダッシュボードウィジェットおよびその他の変更。
バグ修正:
- MC-6983 - レポートと統計の矛盾。
主な機能
- PHEN-8445 - M2プロセッサをサポート
修正
- PHEN-8981 - Mac Studio M1 Maxの消去失敗(エラー「Could not parse firmware filename. Attempt to reattach the device」)。
- PHEN-9301 - Apple MacBook Model A2251がBEADの画面に表示されない。
- PHEN-9002 - BDEのライセンスのみ所有している場合に「利用可能ライセンスがありません」のエラーが発生。
- PHEN-9058 - MacBook Pro M1 MNEP3B/A_A2338とMacBook Air M2 MLXY3B/A_A2681がBEADバージョン4.12の画面に表示されない。
- PHEN-9213 - 「Failing USB bus」エラー。
- PHEN-8700 - 「ファイナライズ」要素の状態の表示が正しくない。
既知の不具合
- 32ビットiOSデバイス(iPhone 4S、iPhone 5, 5C等)は、当バージョンから検査機能のサポート対象外となります。
- 検査アプリの自動起動は完全には動作せず、代わりに基本的なセットアップの手法が使用されます。
- MacBookを消去する際、事前に30%以上充電をしておく必要があります。
- MacBookに対して指定可能な消去規格はApple iOS Erasureのみです。
- 消去やダウンロードの進行中にBMDEを終了するとBMDE Macのクラッシュが発生する可能性があります。
- ワークフロー、レポート、ラベルのインポートまたはエクスポートには、USBメディアが必要です。ファイル管理は、将来のリリースで強化される予定です。
- 現在、ディスク容量不足の警告機能はありません。理由もなく消去が失敗した場合、最初にMacでディスク容量が不足していないことを確認してください(「このMacについて」→「ストレージ」を開く)。
- DFUモードでの消去が機能しません。※iOSデバイスが該当。macOSデバイスは該当しない。
- 「写真撮影」を含むワークフローはクラッシュを起こす可能性があります。
- BEADアプリの起動が失敗する場合はMacステーションを再起動してください。
システムの省電力機能やスリープ機能を無効にしてください。
無効にしないと、予期しない切断とそれに関連する消去の失敗、処理時間の増加を引き起こす可能性があります。
- BEAD上でキーボード操作を行うためには、MacOSのキーボード設定画面でキーボードナビゲーションを有効にしてください。
- Macのシステム整合性保護(SIP, System Integrity Protection)が無効になる。
- データ消去の許容範囲(Intel iMacまたはM1 Mac miniを使用してデータ消去する場合)
- 最大16台のiOSデバイスを同時に処理可能(Apple iOS erasureまたはOverwirteまたはPurge)。
- これを超えると「Apple configurationエラー」や「failing USB busエラー」が発生することがあります。
- また、M1 Mac miniは過負荷によるカーネルパニックが発生して再起動する可能性があります。
- データ消去を含まない検査機能とカスタム処理の場合、20台以上同時に処理できます。
2022年11月20日の日本時間15:00から18:00の間、メンテナンスのためにBlancco Cloudを停止いたします。この時間帯にはデータ消去やレポート閲覧のほか https://cloud.blancco.com へのアクセスができなくなることを予めご了承ください。
実施日: 2022年11月20日
実施時間: 15:00~18:00 (6:00~9:00 GMT)
本件に関するサポートはこちらにご依頼ください support@blancco.com
以上、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
Blanccoサポートチーム
主な機能
- PHEN-9407 - iPhone 14ファミリーのサポート。
- PHEN-9226 - iOS検査アプリの高速な自動信頼。アプリインストール時の信頼作業を自動化する機能です。
- 設定画面に「iOSでのアプリ自動起動」オプションを追加。
- 以前から存在する、ノータッチの全自動モードも引き続き利用可能です。
- PHEN-8318 - Android向け消去規格にNIST 800-88 Purgeを追加。
- PHEN-8905 - ワークフロー内の自由入力。ワークフローの質問アクションにおいて、ユーザーが自由に入力可能なテキストボックスです。
- PHEN-7795 - キーボードマクロ。設定画面に新たに追加したショートカット画面に利用可能なキーボードショートカットが表示されます。
- PHEN-8944, PHEN-7798, PHEN-8350, PHEN-9315 - ワークフロータグの追加(デバイスのUUID、プリンター状態、全てのテスト結果、検査時間、検査フロー時間)。
PHEN-8990 - 部品認証のUI変更。
画面に表示するかどうかを設定可能にしました。
- PHEN-8798 - Zebra ZD6シリーズプリンターのサポート。
次行以下は「Latest」バージョンの検査アプリに追加された機能です。「Legacy」アプリには適用されていません。
- SD-4955 - 検査機能の速度改善 - アプリ上でのテストの並列実行。手動テストの実行中に、自動テストの一部をバックグラウンドで実行。利用するにはホストマシンの設定画面で「速度の最適化」を有効にしてください。開発フェイズ1でのバックグラウンドテストの対象は次の通り。
- Android: a.磁力計、b. Wi-Fi, c. Bluetooth, d. AGPS, e. キャリアシグナルテスト1, f. キャリアシグナルテスト2
- iOS: a. Wi-Fi, b. 磁力計、c. 気圧計、d. 高度計、e. ジャイロスコープ、f. 加速度計
- SD-5228 - 速度改善。実行不可能なテストはアプリ上で実行しない。
- SD-5112 - iOSデバイス向けオートフォーカステストのカテゴリ変更(自動テストからアシストテストへ移動)。これは、iOSデバイスがオートフォーカステスト開始時に画面のタップを必要とするためです(iPhone 12シリーズとiPhone 13、13 Pro、13 Pro Max、iPad Pro第5世代等)。
- SD-5234 - UI/UX改善。アプリのテスト結果ページでテストを再実行する時の操作性を改善。
- SD-5200 - HUAWEIモバイルサービス(Huawei Mobile Services: HMS)デバイスのサポート。Googleモバイルサービス(Google Mobile Services: GMS)をサポートしないHuaweiデバイスに適用されます。この種のデバイスにはAGPSテストとFace IDテストの実行時に若干異なる手法が必要です。
- SD-5242 - ストレステストの改善。Android向けのストレステストのロジックを改善しました。
修正
- PHEN-8829 - BMDEがブラックアウトする。
- PHEN-8894 - MDMの検出の誤り。
- PHEN-8913 - Sony Xperia 1 III RAMエラー。
- PHEN-8927 - LenovoとHuaweiのタブレットの一部の機種の画面が黒くなり消去進捗率が10%で止まる。
- PHEN-8991 - Rakuten契約のチェック機能で情報を取得できない。
- PHEN-9033 - 20~30個のスマートフォンに同時に検査アプリをインストールするとBMDEがフリーズする。
- PHEN-9405 - iOSアクティベーションを行うとiPhoneが真っ白な画面かつ無反応となる。
- PHEN-7215 - 「iOSのバージョン情報が古くなっています」と表示されデータ消去が失敗する。
- PHEN-8009 - Samsung Galaxy GT-P5210の消去ができない。
- PHEN-8213 - スマートフォンの言語設定がチェコ語になっているとデフォルトSMSアプリをセットできない。
- PHEN-8598 - Lenovo TB-X505F: SMS/MMSデータの削除ができない。
- PHEN-8774 - ColorOS 12環境で検査アプリが起動しない。
- PHEN-8816 - Androidスマートフォンが画面から消える。
- PHEN-8854 - 信頼を要求するエラーメッセージ。
- PHEN-8856 - リカバリモードを要求するエラーメッセージ。
- PHEN-8866 - iPod Touch第6世代: ワークフロー中の2回目のファクトリーリセットが失敗する。
- PHEN-8900 - HTC U11+: IMEIが表示されない。
- PHEN-8909 - 部品認証(OEM部品チェック)の通知を消したい。
- PHEN-8919 - 管理者設定画面から各ユーザーのパスワードを変更できない。
- PHEN-8931 - HTC Desire 620: デバイスから情報を受信できないエラー。
- PHEN-9026 - BMDE 4.12 - ラベルが90度回転してしまう。
- PHEN-9053 - データ消去前に不正な規格をセットしようとするとクラッシュする。
- PHEN-9092 - Samsung Galaxy S4: Aperiodic random overwrite(ARO)が失敗する。
- PHEN-9218 - "FMiP check(PrologMobile)"の実行時にワークフローがハングする。
- PHEN-9253 - サポート対象ラベルプリンターが機能しない(CAB Squix 4)。
- PHEN-9362 - バージョンアップ後、ラベルフォーマットを随時更新しないと機能しない。
- PHEN-9435 - Blackview A95: WipeAdminがクラッシュ。
- PHEN-9600 - iPad Air 2 16GBセルラーモデル: セルラーモデルとして認識されない。
- PHEN-8679 - 設定を変更してもXボタンが画面に表示される。
- PHEN-9209 - 検査時のデバイスアイコンにテストセット名が表示されない。
- PHEN-9451 - ラベルレイアウトエディタの中の反転機能の名称を変えて欲しい。
- PHEN-8387 - Oppo製デバイスから正しいIMEIを取得できない。
- SD-5310 - iOS 16デバイスでマルチカメラテストがクラッシュ。
- SD-5219 - 故障しているiPhoneでカメラテストまたはビデオテストを行うとLatest版アプリがクラッシュしてしまう。
- SD-5251 - カメラが故障しているiPhoneでビデオテスト実行中にフロントカメラによるプレビューが表示されてしまう。
- SD-5217 - iOSヘッドセットマイクテストがヘッドセットではなく本体底面のマイクをテストしてしまう。
- SD-5212 - iOSのAGPSテストの不具合。
- SD-5134 - 故障しているiPhoneでオートフォーカステストを行うとLatest版アプリがクラッシュしてしまう。
- SD-5208 - カメラが故障しているiPhoneでオートフォーカステスト実行中にフロントカメラによるプレビューが表示されてしまう。
- SD-5243 - iPadの場合にLatest版アプリのオートフォーカステストがクラッシュしてしまう。
既知の不具合(消去)
- 当バージョンはiOS/iPadOSの16.1と15.7.1をサポートします。
デフォルトのiOS向け消去規格をiOS smart resetに変更しました。※不具合というよりは仕様変更です。
- iPhone 14シリーズはサポートしますが、2022年10月発売のiPadシリーズには未対応です。
- iPhone 14シリーズに関する既知の不具合
- デバイスがDFUモード(黒いデバイス画面)の場合、データ消去は機能しません。
- ハイブリッド検査を利用する場合、処理ステーション(Processing station)での近接センサーテストは完了しません。
- デバイスがリカバリモード(iTunesモード)の場合、再接続しても画面に表示されません。
- サーバーモードの場合に起きる性能の問題が一つあります。具体的には、設定画面が開くまでに数秒かかります。
- iOSデバイスを多数同時処理した場合にGUIの応答遅延またはフリーズの可能性があります。BMDEステーションのRAMを16GB以上に増設することを推奨します。
既知の不具合(検査)
- BMDE 4.13以上ではiOS 11未満のデバイスはサポート対象外とします。
- 該当する機種はiPhone 5cとiPhone 5、iPad第4世代。
- 理由は、Apple Xcode 14によるiOS 10.xデバイス(32ビットアーキテクチャ)のサポートが終了したためです。
- 代替案として、該当する機種を今後処理する場合にはBMDE 4.12.1をご利用ください。
- iOSバージョン16.xのiPhone ProとPro Maxで、マルチカメラテストの結果がNot performed(未実行)になってしまいます。該当する機種はたとえばiPhone 12 Pro、iPhone 11 Pro Maxです。
- 修正版をリリースするまでは、これら機種に対するマルチカメラテストは行わないことを推奨します。
- Appleデバイス向けの検査アプリ証明書には有効期限があります。具体的には2023年9月12日です。
- Latest版(バージョン4.7.0.1)
- 一部の機種でAndroid向けストレステストを開始できず失敗することがあります(例:Samsung S22 ultra)。
- iPhone 14 ProおよびPro Maxに関して、スリープキーテスト(スクリーンロックキーテスト)を開始するには事前の設定変更が必要です。具体的には、デバイスを操作して「デバイスの設定 → 画面表示と明るさ → 常にオン」をオフにしてください。
Legacy版(バージョン3.9.8.5)
「スクリーン損傷」テストを削除しました。※不具合というよりは仕様変更です。
2022年10月23日の日本時間15:00から18:00の間、メンテナンスのためにBlancco Cloudを停止いたします。この時間帯にはデータ消去やレポート閲覧のほか https://cloud.blancco.com へのアクセスができなくなることを予めご了承ください。
実施日: 2022年10月23日
実施時間: 15:00~18:00 (6:00~9:00 GMT)
本件に関するサポートはこちらにご依頼ください support@blancco.com
以上、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
Blanccoサポートチーム
バグ修正:
- BNDE-892 - バージョン2.8.1でのFritzbox の消去の不具合。
- BNDE-893 - カスタムフィールドの値がレポートに反映されない不具合。
- BNDE-894 - カスタムフィールドの値が画面に表示されない不具合。
- BNDE-895 - EULAが更新されていない。
- EULAバージョン3.0に更新。
新機能:
- ALBUS-8167 - 互換性をもつマシンへのインストール機能(ハードウェアアプライアンス)。
改善とバグ修正:
- ALBUST-1096 - Windows版BDECTの不具合修正。
- 実行環境によっては「VCRUNTIME140.dllが見つからない」エラーが出て停止することがありました。
- ALBUST-1102 - 消去規格の一部を非表示にする機能の不具合を修正(バージョン7.5.0未満で発生)。
新機能:
- Windows 11のサポート。
- Blancco Management Consoleの時計参照機能。
- ライセンスファイルのサポート。
- 時間ベースまたはカスタムビルドタイプのLUN Eraserの有効期限延長の際に有用です。
- ARMビルドのサポート。
- 必要な場合はお問い合わせください。
バグ修正:
- LEE-3241 - 32TB以上のボリューム消去時にフリーズ。
- LEE-2292 - ハードウェアレポートのシステムメーカーの値が異常。
- LEE-3340 - 時間制限付きバージョンはBlancco Management Console設定が誤っていてもエラーを示さない。
- これはiOS 16のサポートを目的とする修正バージョンです。iOSデバイスを取り扱うユーザーは当バージョンへのアップデートをできるだけ早く行ってください。Apple社が旧バージョンのiOSへの署名を停止した場合、BMDE 4.12によるファームウェアの書き込みがiPhone 8以上の機種に対し機能しなくなります(署名停止は9月19日の週の早い段階で行われる見込みです)。iOS 16へのアップグレード非対応であるiPhone 6sと7はiOS 15.7のままです。
- 詳しくは別のニュースページ「Blancco Mobile Diagnostics and ErasureのiOS 16サポート」をご参照ください。
主な機能
- iOS 16のサポート
- BMDE 4.12.1はApple iOS15.7, iPadOS15.7, iOS16等の最新バージョンを処理する場合に必要です。
既知の不具合
- iOSの変更にともない、iOS 16のデバイスに対しては「検査 > iOSでのアプリ自動起動」 が機能しません。
Apple社はiOSバージョン16を先日リリースしました。このバージョンに含まれる変更のため、iOS 16ファームウェアを使用したデータ消去は現在のところサポート対象外です。これを試みた場合、デバイスの復元中に失敗します。
現在、問題の解決に取り組んでおり、iOS 16をサポートする目的で修正バージョンをリリースする予定です。修正バージョンはBlancco Mobile Diagnostics and Erasure 4.12.1として可能な限り早くリリースいたします。
それまでの暫定的な対処方法は、Blancco検証済みのversion.xmlを参照することにより、一つ前のバージョンのiOSファームウェアを使用することです。この対処方法は、Apple社が古いファームウェアへの署名を停止した時点で機能しなくなってしまいますが、現時点ではまだ有効な方法です。「version.xmlの参照先」の設定はBMDEの「システム設定」>「同期サービス」で変更が可能です。
本件に関する質問等がございましたらBlanccoテクニカルサポートにご連絡ください。
9月16日更新
修正バージョンBlancco Mobile Diagnostics and Erasure 4.12.1をリリースしました。iOSの変化に対応するため、iOSデバイスを取り扱うユーザーは当バージョンへのアップデートをできるだけ早く行ってください。
Apple社が旧バージョンのiOSへの署名を停止した場合、データ消去を行うためにはBMDE 4.12.1が必須となります。