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重要: レポートの新しい電子署名により、Blancco Drive Eraser v6.6.0以上はBlancco Management Console v4.7.1以下と非互換です(レポートインポートおよび送信は常に失敗します)。
- ローカルBMCを使用中であり、かつBDEをv6.6.0以上にアップデートする場合、先行してBMCを v4.8.0以上にアップデートしてください。
- Blancco Cloudを使用の場合、BDE 6.6.0以上と完全互換性があります。
- BMC v4.8.0は全てのBDEリリース(6.6.0未満および6.6.0以上)と完全互換性があります。
主な新機能:
- ALBUS-4829, ALBUST-553 - 同時消去可能な最大数を制限(いわゆる「バッチ消去」)
- 100個のドライブがある場合、50個のドライブを2回のバッチ、20個のドライブを5回のバッチ、などの組み合わせで消去が可能。
- オペレーターは、消去するドライブを選択し、同時消去の最大数を設定して消去を実行するだけで、後は自動的に処理が行われる。
- ALBUS-6600 - 大容量のHDDでのNIST Purge消去の高速化
- HDDに「NIST800-88 Purge」規格を使用した場合を最適化し、一部のドライブでは消去時間が1/6に短縮。
- ALBUS-6641, ALBUST-558 - 消去を失敗させるドライブ速度のしきい値設定機能を追加
- 消去速度が遅く、設定されたしきい値を下回る場合は、消去失敗とするようにBDEの設定が可能。
- ALBUS-6628 - ジョブ指定経由でドライブごとにカスタムフィールドの値を入力する機能
- この機能により、たとえばドライブごとにAsset IDを資産管理システムからBDEに送信してレポートへの入力を自動化可能。
- ALBUS-6491, ALBUST-539 - HWイメージで Two-Way Communication(双方向通信)を有効化
- 消去ステーションに恒久的にインストールされるBDEのHWイメージで双方向通信が使用可能。
- ALBUS-6385 - SCSI/SASドライブでのTCG Cryptographic Erasureのサポート
- Trusted Computing Groupは、トラステッドコンピューティングプラットフォームのオープンスタンダード策定組織。
- BDEの「NIST800-88 Purge」消去規格は、SCSI/SASドライブ上のTCG Opal Crypto EraseコマンドとTCG Enterprise Crypto Eraseコマンドの両方をサポート。
- ALBUS-6642 - 1つのボタンですべてのドライブのランプを点滅させる機能
- BDEのUIのボタンひとつで接続されているすべてのドライブのLEDを点滅させ、物理的な識別を容易化。
- ALBUS-6678, ALBUST-572 - アイドル状態のHDDのスピンダウン
- アイドル状態(消去が行われていない、既に消去済み、処理待ちなど)が5分間続いたHDDをスピンダウン(回転を停止)できる機能。
機能強化およびバグ修正:
- ALBUS-6792 - リマップセクターが適切に検出されず、BDEのUIにリマップセクターの数が表示されない場合がある。
- ALBUS-6714 - BDEの起動時に使用されたブートパラメーターを本バージョンよりレポート。
- ALBUS-6026, ALBUS-6244 - 一部の環境で、「ドライブリストを更新」ボタンを押すと、検出済みのドライブのリストが複製される。
- ALBUS-6211 - WD Green SSD M2やSanDisk SSD Plusなどの一部のSSDで、消去が途中停止する。
- ALBUS-6761 - TCG Crypto Eraseコマンドを実行する消去での消去時間の予測を改善。
- ALBUS-6684 - ワイヤレスアダプター「Intel(R)Dual Band Wireless AC 8260」が、「不明なネットワークエラー」で時々失敗する。
- ALBUS-6632 - HP SmartアレイRAIDコントローラーP410およびP420に接続されたドライブでサニタイズ (purge) コマンドが失敗する。
- ALBUS-6517 - いくつかの消去設定が、アプライアンスの起動時に保持されていない。
- ALBUS-6254, ALBUS-6613 - カスタムフィールド(リモートコントロール)にデータを入力できない場合がある。
- ALBUS-6519 - HWアプライアンスの起動後に組み込みBMCとの接続が自動的に確立されない。
- ALBUS-6644, ALBUS-6793, ALBUS-6746 - 一部のサーバー環境で、マウスカーソルがUIに表示されない。
- ALBUS-5889 - 最大または公称のプロセッサ速度が0Hzとして検出されることがある。
- ALBUS-6774 - 一部の特殊なケースで、ベリファイやしきい値に関連するいくつかの例外メッセージが繰り返される。
- ALBUS-6627, ALBUS-6553 - LSIコントローラーに接続されたドライブで消去またはベリファイが失敗する。
- ALBUS-6512 - 外部BMCを使用するBDE HWをインストールした場合でも、プリンター設定が表示される。
- ALBUS-6468 - BDE_HWを論理ドライブにインストールできない。
- ALBUS-6313 -UI上の自動バックアップに関するメッセージの表現を変更。
- ALBUS-6547, ALBUS-6548 - 消去またはベリファイ中にドライブが切断された場合に、明確な理由なしに失敗する、あるいはソフトウェアをクラッシュさせる潜在的な問題を修正。
- ALBUS-6750 - 新しいハイブリッドドライブの検出を追加。
- ALBUS-6711 - Apple MacBookで、バッテリー「ソケット」のアイコンが表示されない。
※リリースノートの詳細をご要望される場合は、担当営業あるいはサポートまでご依頼ください。
- セキュリティアップデート
- 将来起こり得る不具合を回避するための予防的なセキュリティ更新
- LEE-2280 - 高解像度ディスプレイでの表示スケールの問題を修正。
- LEE-2308 - USB作成の「Progress」ダイアログウィンドウを閉じるボタンを押すと、終了せずに「Success」が表示される問題を修正。
主な新機能:
- MC-6074 - ダッシュボードと既存のBIウィジェットに新機能を追加
- 新規追加ウィジェット: レポートフィールド; モバイルデバイス数; 古いウィジェットの軽微な変更
- 新しいウィジェットは、Elasticsearchが有効になっている場合にのみ動作。
- Blancco Cloudではデフォルトで有効。
- MC-6100 - BMDEサポート - デバイスイメージ検証ライセンスを追加
- MC-6134 - RMIレジストリ用のポートを閉鎖
- RMIのデフォルトポートを閉じることにより、BMCのセキュリティ機能を向上。
- MC-6012 - ワークフロー用のストレージを管理するためのUIおよびAPI
- MCにワークフロー用ストレージを導入。
- BMDEはMC経由でこの機能を利用。
- MC-6021 - Drive Eraser - Server EditionをDrive Eraser - Volume Editionに名称を変更
既知の不具合:
- MC-6215 - ライセンス履歴のレポート画面で、ライセンスの消費後に作成されたマネージャーの場合、指定した期間により一貫性のない結果が表示される場合がある
- ライセンス消費イベントが既にあるグループにマネージャーが作成されると、期間によるフィルタリングによっては、期待どおりに表示されない。
- MC-6210 - レポートフィールドウィジェットのトップリストがソートされない
バグ修正:
- MC-5972 - BMCをバージョン4.5.2および4.8.1からバージョン5.1または5.1.1に更新できない
- MC-6082 - BMC 3.8.1を5.2.0に更新できない(エラーメッセージ:version verification failed)
- MC-6083 - 9月22日のBlancco Cloudの更新以降、APIのラベルが見当たらない(訳者注。「APIのラベル」とは、エクスポートAPIで生成されるCSVファイル1行目のフィールド名のこと)
主な新機能:
- PHEN-4431, PHEN-4426 - イメージ検証ワークフロータグ追加
- 結果をワークフローでタグとして利用可能。
- PHEN-4491 - "iOS Factory Reset"(iOSファクトリーリセット)の免責事項を削除
- "iOS Factory Reset"を実行した場合のPDFレポートから免責事項の文を削除。
修正:
- PHEN-4489 - iOSデバイスの消去が失敗する
- PHEN-4265 - BMDEバージョン4.0で起きたUSBの「リソース不足」の不具合
- PHEN-4287 - iOSバージョン13のデバイスに関して検査アプリケーションが最終段階でクラッシュしてブラックスクリーンになる不具合
- PHEN-4336 - iPhone 11を BMDEバージョン4.0.2で消去できない不具合
- PHEN-4406 - ブラックスクリーンとクラッシュ
- PHEN-4415 - BMDEがクラッシュする
- PHEN-4068 - iPhone処理時にクラッシュする
- PHEN-4372 - BMDEバージョン4.0.2とBMCバージョン5.2の動作検証中にBMDEのシステムがクラッシュして再起動した
- PHEN-4348 - BMDEがクラッシュする
- PHEN-4465 - バージョン4.1の検証中の不具合
既知の不具合:
- HuaweiとNokiaのデバイスの場合、切断と再接続をしてあげないとBMDEがデバイスを認識できない可能性があります。
- Samsung以外のデバイスの場合、BMDEのUIの求めに応じUSBデバッグモードを有効にするまでステータスが消去失敗になり、有効後にデータ消去が開始することがあります。
2019年12月8日の日本時間15:00から18:00の間、アップデートのためcloud.blancco.comを停止いたします。 この時間帯はデータ消去やレポート閲覧のほかhttps://cloud.blancco.comへのアクセスができなくなることを予めご了承ください。
実施日: 2019年12月8日
実施時間: 15:00~18:00 (6:00~9:00 GMT)
本件に関するサポートはこちらにご依頼ください support@blancco.com
以上、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
Blanccoサポートチーム
主な新機能:
- PHEN-4125 - Samsungデバイスの迅速なリセット
- Samsungデバイスの場合に、ADBモード(USBデバッグモード)を有効化せずとも検証無しのファクトリーリセットを実行できる機能。
- PHEN-4237、PHEN-4230 - ワークフローの「指示パネル」
- ワークフローでWebページまたはPDFリンクを開く機能。
- 指示パネルのサイズと画面上の位置は調整可能で、閉じるかフロー完了時まで表示可能。
- PHEN-4233、PHEN-4124 - ブラウザアクセス制限用URLホワイトリストリスト
- 管理者が管理する事前定義URLリストにWebブラウザアクセスを制限する機能。
- PHEN-4227 - SIMカードアイコンのアニメーション化
- SIMカードがデバイスに存在する場合、SIMカードのアイコンにアニメーションが表示され、見やすくなりました。
- PHEN-4192、PHEN-4027、PHEN-3941、PHEN-2235 - iOSコンポーネントのシリアル番号
- より多くのiOSデバイス構成部品のシリアル番号が検出可能になりました。
- PHEN-4333、PHEN-4242 - iOSデバイスの機能テスト
- NFCとホールセンサーは、診断アプリをデバイスにプッシュせずにテスト可能。
- BMDEの次のメジャーリリースではこうした「強化されたテスト」をさらに追加予定。
- PHEN-4291 - HTTPレスポンスステータスコード(int)読み取り
- 複雑なワークフローの一部をコピーして、複製と編集を容易にする機能。
- PHEN-4028 - デバイスイメージ検証(iOSデバイス向けの新しい有料機能)
- この機能により、ユーザーはiOSデバイスに存在するCPIを確認可能。
- 修理後や製造後のデバイスに残存データがないことを保証するためのQA工程で役に立つ機能です。
修正:
- PHEN-4376 - 2つのデバイスに対して同じIMEIを示す不具合
- IMEIの重複を引き起こす問題を修正。
- PHEN-4363、PHEN-3718 - Android 10のPixelおよびOnePlusデバイスの消去時に手動での権限操作が必要となる不具合
- 修正。
- PHEN-4360、PHEN-4173 - 一部のiPhoneについて報告された不完全なモデルおよび色情報
- 修正。
- PHEN-4353 - iPhone 6 PlusでCDMAが表示されない
- 修正。
- PHEN-4313 - マシンが頻繁に再起動する不具合
- マシンがハードリブートする、またはUIを数分ごとにリブートする問題を修正。
- PHEN-4345 - Redmi Note 7に接続できない不具合
- このモデルのテストを妨げる問題を修正。
- PHEN-4307 - 複製したワークフロー要素が適切に保存されない不具合
- 修正。
- SD-3770 - テストスイートのシーケンスの変更
- 不必要なユーザーの操作を省略するためにテストのシーケンスを見直しました。
- SD-3753 - ストレステストの不具合
- Mi Note 4、MI 5A、およびVivo Y51Lデバイスでストレステストが正しく機能しない問題を修正。
- SD-3744 - スピーカーテスト
- OnePlus6デバイスでスピーカーテストが正しく機能しない問題を修正。
検査アプリケーションの既知の不具合:
- Android:
- Redmi / Xiaomiデバイスは、許可を手動で付与する必要があります(他のメーカーとは異なり、自動的に付与することはできません)。
- オペレーターは、手動でインストールした後、Redmi / Xiaomiデバイスの自動起動を待つ必要があります。アプリのインストールが完了した後、デバイスのポップアップに表示される「開く」ボタンをクリックしないでください。 BMDEは、0.5秒の遅延後にアプリを自動的に起動します。
- LCDバックライト/自動回転テストには「システム設定の変更」が必要です。 APIのアップグレード制限の後、ユーザーの許可なしにシステム設定を変更することはできません。アプリは、この設定を許可するための設定ページを開きます。
- デバイスは、設定されたタイムアウトに応じて自動的にロックされます。BMDE 3.6 より前のバージョンで行っていたように自動ロックを停止するようにデバイスを制限することはできません。
- 診断を開始する前に、デバイスの明るさ自動調整 / 自動輝度設定をオフにする必要があります。オフにするには、「設定」⇒「一般」⇒「アクセシビリティ」⇒「ディスプレイ調整」⇒「明るさの自動調整」に進みます。
- アプリをインストールするには、デバイスのロックを解除する必要があります(画面ロックではありません)。これは、OS 8.0以降のAPI制限によるものです。診断を開始する前に、デバイスの明るさを80%にする必要があります。この機能は、APIの制限のために無効になっています。
- iOS:
- レポートページからの再テスト中に、フィンガープリントテストのシステムの指示ポップアップが表示されません。これはOSの制限であり、デフォルトのアプリでも同様です。
- LEE-1812 - ディスク空き領域不足の警告。Windowsが警告を表示しないように当バージョンからはPreInstall用パーティション容量を増加。
- LEE-2061 - 英語以外の言語環境の場合に"–extract-wireless"の設定が適用されない不具合を修正。
- セキュリティアップデート
- 暗号化処理とサードパーティライブラリを更新。
- 互換性のないUSBスティックの検出機能。
- 適切なシリアル番号をもたない場合には警告を表示。
- LEE-1890, LEE-2157 - 画面スケールの改善。
- LEE-2195 - 日本語環境でクラッシュする問題を修正。
- LEE-1905 - diskpartコマンド実行時に時々発生した"Error 100003"に対する改善。
- セキュリティアップデート。
- 重要: セキュリティ関連の変更にともない当バージョンの利用にはBlancco Driver Eraser 6.10が必要となります。
重要: レポートの新しい電子署名により、Blancco Drive Eraser v6.6.0以上はBlancco Management Console v4.7.1以下と非互換です(レポートインポートおよび送信は常に失敗します)。
- ローカルBMCを使用中であり、かつBDEをv6.6.0以上にアップデートする場合、先行してBMCを v4.8.0以上にアップデートしてください。
- Blancco Cloudを使用の場合、BDE 6.6.0以上と完全互換性があります。
- BMC v4.8.0は全てのBDEリリース(6.6.0未満および6.6.0以上)と完全互換性があります。
新機能:
- ALBUS-5812, ALBUST-542 - ハードウェア検査機能: USBポート
- USBポートの動作検証機能。USBポートにUSBスティックを接続し、検出と読み取り、書き込み動作をテスト。
- ALBUS-5818 - ハードウェア検査機能: 新マザーボードテスト
- マザーボードテストを刷新してUEFIとAppleマシンに対応。
- ALBUS-5248 - ハードウェア検査機能: Wi-Fiカード
- Wi-Fiカードの動作検証機能。Wi-Fi ネットワークをスキャンできるかどうかをテスト。
- ALBUS-6232 - ハードウェア検査機能: バッテリー残量表示
- 当バージョンから画面にアイコンを追加し、バッテリー残量と充電器の接続有無、充電状態か放電状態かを表示。
- ALBUS-6370 - "Server Edition"の名称を"Volume Edition"に変更
- ライセンスモデルとSKUにあわせて BDE "Server Edition" を "Volume Edition" に変更。
- ALBUS-5986 - 隠し領域の検出と削除の機能の改善
- HPAとDCOの検出と削除の処理を見直し、特に実際のドライブ最大容量の数倍に相当する異常な隠し領域が検出される問題への対策実施。
バグ修正と改善:
- ALBUS-6602 - 特定のUSBスティックを消去できない。
- ALBUS-6558, ALBUS-5760 - HP Smart Array RAIDコントローラに接続されたSATAドライブの読み取りコマンドと書き込みコマンドの動作が一貫していない。
- ALBUS-6373 - HP Smart Array RAIDコントローラに接続されたSATAドライブへのEnhanced Secure Eraseファームウェアコマンドが失敗する。
- ALBUS-6552 - HP ProLiant DL380p Gen8 サーバーに接続した場合に認識されないドライブ。
- ALBUS-6259, ALBUS-5953 - 正しく検出されないバッテリー。
- ALBUST-534 - リマップセクター閾値の設定方法改善。
- ALBUST-547 - "Hardware Edition"イメージファイルを設定している場合にレポート自動バックアップとリムーバブルフラッシュデバイス表示のオプションをグレーアウト。
- ALBUS-6671 - AMD Ryzen CPUのLenovoノートPCでBDEが起動しない問題。
- ALBUS-6670 - NvidiaグラフィックのASUSノートPCでBDEが起動しない問題。
- ALBUS-6619 - 起動までに時々長い時間を費やす問題(グラフィカルな画面が表示される以前のステップで長時間停止したり、円が回転するアニメーションが表示されたまま長時間停止したりする現象)を当バージョンで修正。
- ALBUS-6617 - Ryzen CPUのAcerノートPCでBDEが起動しない問題。
- ALBUS-6549 - ハイブリッドドライブのリストへの追加。
- ALBUS-6314 - XMLレポートにドライブがサポートするOPALファームウェアコマンドを追加。
- ALBUS-5341, ALBUS-5770, ALBUS-6708 - 特定の機種でマザーボードテストが失敗する(Microsoft Surface、Microsoft Surface Pro、Dell Optiplex All-in-One、Apple MacBook、Apple MacBook ProまたはAirなど)。
- ALBUS-5657, ALBUS-5761, ALBUS-5691, ALBUS-5108, ALBUS-5347, ALBUS-5610 - HPAまたはDCOの検出異常に関連する不具合を修正。
※リリースノートの詳細をご要望される場合は、担当営業あるいはサポートまでご依頼ください。
主な新機能、修正
- 約15台までのデバイス同時処理
- Mojave OSが動作可能なハードウェアであること。Mac Proデスクトップタワーを強く推奨。ハードウェアにMacBook、iMac、あるいはMac miniを使用した場合、同時処理可能なデバイス数が制限されます。
- iOS 9.0以上のデバイスをサポート
- iOS用に40以上のテスト項目を選択可能
- 下記の消去規格をサポート
- iOS factory reset およびApple iOS erasure
- PDFあるいはXML形式でのレポートのエクスポートが可能
- CSV形式ファイルはマネージメントコンソールからのみ可能
- PHEN-4066, BTS-27879 - 異なる機種名がレポートされる問題を修正
- PHEN-4041, BTS-27201 - A型番が消去レポートに表示されない問題を修正
- PHEN-4040, BTS-27200 - ローカライゼーションの問題を修正
修正
- デバイス接続のハンドリング処理の書き換え。結果、デバイスが切断状態に留まる不具合等が改善。
- 処理の安定性の問題を修正。
- ローカライゼーションの機能を修正。ユーザー指定の言語が正しく設定されます。
- BMDEバージョン3.10のインストール時に不必要に強いユーザー権限を要求していた問題の修正。
- 過去にインストールしたバージョン3.10を手動で削除した場合、バージョン4.0のインストーラに同梱のアンインストーラを実行してから4.0をインストールしてください。
既知の不具合
- 当アプリケーションはNotarizationの仕組みに対応していません。つまりユーザーはパッケージコンテキストメニューまたは2本指タップメニューから「開く」操作を実行してパッケージのインストールを行う必要があります。
- 当社テストの際に当アプリケーションのクラッシュが数回認められましたが、再現ができていません。
- BMDE iOS設定を編集して保存した時。
- カスタムワークフローの「take picture」を追加して実行した時。
- 画面上は2個のプリンターを設定できますが、使用できるのはそのうちの一方のみです。
- ラベルサイズは自動的に検出されないため、BMDEのプリンター設定画面から正しい値をセットする必要があります。
- デバイスのカード(アイコン)が重複して現れることがあります。
- 例えばデバイスがリカバリーモードになって消去失敗した場合、ファームウェアダウンロード中にポートを変更した場合など。
- MacOS Catalinaの場合、データ消去開始後にFinderのポップアップウィンドウが表示される不具合。
- 表示された状態でもデータ消去は進みます。また、そのウィンドウは閉じて構いません。
- 消去ビューでハイライト効果が機能せず、キャンセルボタンが見えない。
- フォーカスをBMDE MacOSアプリケーションの外に短期間だけ移すことで解決します。例えば Cmd+Tab キーを押してください。
- PHEN-4250 - iPhone 11をサポート。
- PHEN-4265, BTS-29581 - USBのリソース不足が起きる問題を修正。
- PHEN-4302 - 高度ハードウェアFMiPチェックを行った際にレポートに記録されるソース (情報源) の誤りを修正。
当バージョンより、iOSデバイス向けのDiagnostics(検査機能)のサポート対象がiOS 9.0以上となります。
修正:
- BTS-29582, BTS-29666, BTS-29677, BTS-29622, BTS-29738, BTS-29844, PHEN-4214, SD-3748 - バージョン4.0ではiOS12.2以下のデバイスに対して検査用アプリケーションが起動しない。
- PHEN-4252 - iPhone XSに関して、iOSバージョン13.0のファームウェアインストールをともなうApple iOS Erasureが失敗する。
- PHEN-4228, BTS-29683 - BMCユーザー名が消去担当技術者(Erasure Technician)フィールドに自動的にセットされる。
- 消去担当技術者(Erasure Technician)フィールドが未設定の場合にBMCのログインユーザー名を自動的にセットする機能を前バージョンで追加したが、この動作を無効にできるようにした。
主な新機能:
- PHEN-4033 - iOS eSIM 消去
- iOSファクトリーリセットによりeSIMの情報を消去。
- PHEN-4037 - iOS UI セットアップの省略
- iOS UIセットアップのステップを省くことで作業効率を大きく向上。
- PHEN-4188, PHEN-4106 - FMiPチェック機能(有料)
- iOSデバイスのFMiPロック状態を取得する機能
- 注意:当機能の利用にはBlancco Management Console 5.2.0以上のバージョンが必須
- PHEN-3937 - Webカメラのサポート
- 接続したWebカメラを使ってワークフロー内で写真を撮影し、サーバーに保存する機能。
- デバイス査定や、写真を採り入れたレポート作成のための利用を想定。
- PHEN-4126 - DFUモードのiOSデバイスに対するサポート改良
- 当バージョンではDFUモードになっているiOSデバイスの取り扱いを改良。
- ただし"iOS Erasure"アルゴリズムの選択が前提。
- MDM検出の改良
- 当バージョンではMDM検出の機能を大きく改良。
- PHEN-4027 - iOS構成部品のシリアル番号
- 次に挙げる部品のシリアルナンバーをレポートする機能を追加。フロントカメラとフロントカメラモジュール(フロントの赤外線カメラと赤外線カメラモジュールも含む)、背面カメラとそのモジュール、背面望遠カメラとそのモジュール、パネル、カバーガラス、タッチIDセンサー。
- PHEN-3992, SD-3632 - 検査プロセスの途中終了に全テストが対応
- 検査用のテスト項目をすべて「致命的な」テストと設定できるようにした。(失敗した際には途中終了し後続のテストを省略)
- デバイスの処理工程のカスタマイズに有用な機能。
- PHEN-4006 - ワークフロー要素のコピー機能
- 編集効率アップのため、作成したワークフローの一部をコピーする機能。
- PHEN-4004 - ワークフローエディタでのグループ移動機能
- "Shift"キーを押すことで矩形を作成して複数のワークフロー要素を選択。複数の要素に対して移動等の操作を効率的に行う機能。
- PHEN-3982, SD-3623 - iOS NFCテスト
- iOSデバイス向けの新しいテスト。
- PHEN-4102 - ログイン検索ボックスの改良
- 大文字と小文字を区別せず、ユーザー名の途中から入力してもマッチする仕様とした。
- PHEN-4047 - Androidの自動輝度設定
- Android 4.2以上の場合、検査処理開始時にデバイス側画面の輝度が標準的なレベルに自動で調整される。
- PHEN-4046 - 不具合レポートの詳細情報
- 不具合レポート提出時により詳しい情報がBlanccoサポートへ伝わるよう、レポート生成時の入力情報を追加。
- PHEN-4038 - ラベル印刷用QRコードのカスタマイズ機能
- QRコードのカスタマイズができるように新たなラベルレイアウトを追加。
- PHEN-4023, PHEN-4011 - BMDE端末(ホスト)のスクリーンロック
- 認証情報を知っている人のみがホストマシンを操作できるようにするための画面ロック機能。
- PHEN-4129 - IMEIとその他のデバイスID情報のコピー
- IMEIをはじめとしたデバイスIDをコピーしてWebブラウザにペーストすることが可能。
- PHEN-4001, PHEN-3999 - Management Console(MC)のユーザー情報を使ったログイン
- MCに定義されているユーザーの認証情報を使ってBMDEにログインさせる機能を追加。
- PHEN-4090 - MCにアップロードされたレポートへのユーザー名自動設定
- MCへのログインに使用したユーザー名がレポートに自動的にセットされる機能。
- PHEN-3951 - 第7世代iPod Touchのサポート
- PHEN-3998, PHEN-3617 - Zebraシリーズ400プリンターのサポート(ZT410とZT420)
- PHEN-3660 - ポーランド語のサポート
修正:
- PHEN-4154 - IMEIデータベースへのカラム追加制限
- 66個を超えるカラムを追加できるように仕様を変更。
- PHEN-4087, BTS-28224 - 第5世代iPodの消去失敗
- iPod A1421に影響した問題を修正。
- PHEN-4039, BTS-23203 - 検査用アプリが”Cleaning”と表示して停止
- iOSデバイスの古いファームウェアバージョンに起因して起こる問題の原因を特定し修正。
- PHEN-4007, BTS-26622 - スロットが重なって表示される
- スロットが重なる原因を特定し修正。
- PHEN-3945 - Android消去時ワークフローの安定性の問題
- ワークフロー内でAndroidを処理する際の処理を変更。
- PHEN-3280 - UIが一時的に固まってしまう
- 再現しないように修正を実施。
- PHEN-3022 -Samsung製タブレットへの消去アプリケーションインストールの失敗
- Samsung GT-N8013タブレットへのインストール失敗の原因を特定し修正。
- SD-3736, BTS-29084 - LCDバックライトテストでの成功と失敗ボタンが表示されない
- タッチスクリーンテストのサイズをユーザーが変更した場合に発生していた。修正済み。
- SD-3705 -バッテリーストレステストの失敗
- Moto製とLenovo製のデバイスで発生原因を特定し、修正。
既知の不具合:
- 検査アプリケーションの既知の不具合
- Android Q サポート
- 当バージョンはAndroid OSバージョン10(Q)を未だサポートしていない。(アプリケーションがスムーズに動作しない現象を確認済み)
- SD-3741: iOSのNFCテスト: NFCテスト完了を正しく検知できない問題があり、NFC検索ポップアップが画面に現れたままの状態で次のテストが始まってしまう。この問題への対応策は、タイマーモードをオフにして検査を実行するか、NFCテストの時間を最大に設定すること。
- iOSデバイスのホームキーテストがまれに実行されない問題。タイマーが動作しなくなっているかまたは早く進み過ぎてテストが行われないのが原因。
- 容易に発生しない問題と考えている。
- SD-3706: デバイスの自動輝度設定がオフになっている場合にライトテストが実行されない問題(iOSバージョン12.4のみで発生する)
- デフォルトで自動輝度設定はオンになっているため発生頻度は低い。
- この問題に気づいた場合は自動輝度設定をオンにしてください。
- 次の場所で設定変更が可能です。「設定」⇒「一般」⇒「アクセシビリティ」⇒「ディスプレイ調整」⇒「明るさの自動調整」
- Android Q サポート
- MC-5806 - 統合環境におけるAzure認証のサポート
- 外部統合呼び出しの設定にAzure認証情報を入力可能にした。
- BMCとAzure上のAMSとの通信をサポート。
- MC-5871 - SAML/SSO
- ユーザー認証プロセスはIDプロバイダーに委任され、ユーザー/グループの一元管理が可能。
- MC-6031 - 大文字、小文字を区別しないユーザーログインのサポート
- MC-5986 - AD同期の設定と独立したUPN
- ADによるユーザー認証の際のUPNがドメインとユーザー名に限定されなくなった。
- 本バージョンでは、お客様はルートDNを自由に設定可能で、ユーザーのメールアドレスはUPNとして扱われる。
- MC-6043 - Blancco Mobile Diagnostics and Erasure向けの2種類の新規ライセンスIDの導入
- BMDEは、新機能用に新しく2種類のライセンスを追加:
- FMiPチェックライセンス
- キャリアIDチェックライセンス
- BMDEは、新機能用に新しく2種類のライセンスを追加:
2019年9月22日の日本時間15:00から18:00の間、アップデートのためcloud.blancco.comを停止いたします。 この時間帯はデータ消去やレポート閲覧のほかhttps://cloud.blancco.comへのアクセスができなくなることを予めご了承ください。
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